Chromebook(以下ChromeOS)にOBS Studioをインストールする流れを自分用にざっくりと書いておきます。(説明が必要な所は参考記事のリンク貼っておきます。)
結論:2022年のChromeOSではOBS Studioは起動できない
OBS appears to be running inside a ChromeOS container. This platform is unsupported
「OBSはChromeOSコンテナ内で実行されているようです。このプラットフォームはサポートされていません。」
OBS Studioを起動しようとしても上記エラー画面が表示され起動できません。
以下インストールの流れでセットアップを行っても最終的に上記画面に到達します。
ただ、もしかしたらそのうち現ChromeOSでもOBS Studioが使えるようになるかもしれないので一応セットアップのやり方を載せておきます。(OBS Studio公式側で対応してないって言ってる限りは無理だと思いますが・・・。)
必要最低限のことしか説明していないため足りない部分は他で補ってください。
この記事では以前にレビューしたASUS Chromebook C423NAにて検証を行っています。
ChromeOSにOBS Studioをインストールする流れ(起動しません)
1.ChromeOSにLinux環境を入れる
画面左下のをクリックし、検索窓に「ターミナル」と入力し、ターミナルのアイコンを左クリックしします。
画面の指示にしたがってLinux開発環境をセットアップします。
セットアップ完了後、ターミナルが自動起動します。(自動起動しない場合はアプリ一覧から手動起動します。)
2.Linux開発環境を整える
こちらの記事を参考にLinux開発環境を整えていきます。
この作業で日本語環境でLinuxが使えます。
3.ffmpeg・OBS Studioをインストールする
sudo apt update
aptを更新する必要があるみたいなので上記コマンドを入力
sudo apt install ffmpeg
ffmpegをインストールする。
sudo apt install v4l2loopback-dkms
sudo apt update
aptを更新します。
sudo apt install obs-studio
OBS Studioをインストールする。
4.OBS Studioを起動する
3の手順で問題なければOBS Studioがランチャーに登録されます。
OBS Studioを起動しますと上記画面が表示されます。
Debian 11環境の場合(できません)
上記のやり方はDebian 10での設定方法です。11では以下の通りになります。
sudo apt update
sudo apt upgrade
aptを更新。
sudo apt install ffmpeg
sudo apt-get install -y software-properties-common
sudo apt-add-repository 'deb http://ftp.us.debian.org/debian stretch main contrib non-free'
なぜかadd-aptが機能しなかった(add-apt-repository command not foundになる)ので上記コマンドを入力。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
sudo add-apt-repository ppa:obsproject/obs-studio
sudo apt update
sudo apt install obs-studio
はい、だめでした。
サンドボックス状態だとOBS Studioは起動してくれないようですね。。。