動画編集用として使用していたHISのグラフィックカード「HIS RX 580 IceQ X² OC 8GB」が、最近動画編集中や動画書き出し中に画面がブラックアウト(パソコンの電源は切れてない)する症状が発生。
まともに動画活動ができない状態であったため、友達にGTX1060 6GBをお借りしていたのですが、ずっと借りているわけにもいかず思い切って新しいグラボ「玄人志向 RTX2060 12GBGG-RTX2060-E12GB/DF (GeForce RTX 2060 12GB) 」をドスパラで購入。
玄人志向 RTX2060 12GB
スペック
型番 GG-RTX2060-E12GB/DF メーカー 玄人志向 ブランド GALAKURO GAMING 搭載GPU NVIDIA GEFORCE RTX 2060 CUDAコア数 2176 ビデオメモリータイプ GDDR6 ビデオメモリー容量 12GB メモリバス 192-bit GPUブーストクロック 1665MHz (OC) メモリスピード 14Gbps メモリスピード実クロック 1750MHz 出力インターフェース 1× DisplayPort 1.4
1× HDMI 2.0b
1× DualLink-DVI-D最大同時出力画面数 3 対応バスインターフェース PCI-Express (3.0) X16 補助電源コネクタ 8Pin x1 NVIDIA NVLink(SLI)対応 非対応 対応API DirectX 12/OpenGL 4.5/Vulkan 本体サイズ 245(L)mm x134(W)mm x41(H)mm 重量 642g 占有スロット 2SLOT占有 冷却方法 セミファンレス LEDエフェクト 搭載 (ホワイトLED) バックプレート 搭載 保証期間 3年間 発売日 2021-12-24
価格
僕がドスパラで購入した時は、37,800円で販売されていました。
安いなぁと思ってたら2023年8月18日時点でのAmazon価格は57,124円。
玄人志向 RTX2060 12GBの評価
玄人志向 RTX2060 12GBを使ってみて思ったことをまとめるとこんな感じ。
- RTX2060が3万円台で買える(2022年8月15日時点)
- 思っていたより小さくて軽量
- セミファンレスにより普段はめちゃくちゃ静か(ネットサーフィンや動画視聴くらいならあまりファンは回らない)
- 幅広いゲームが無難に動く
- ファンに白色LEDがついている
- 専用ソフトでOCやファンのコントロールが簡単にできる
- デザインが微妙
- 専用ソフトを使ってもファンのLEDをOFFにできない
玄人志向 RTX2060 12GBレビュー
パッケージ
玄人志向だから保証期間短いかなと思ったら3年保証で驚きました。
玄人志向 RTX2060 12GB
本体デザインはこんな感じ。
個人的には横から見た感じが好きです。
バックプレートって必要なのか疑問ですが、電子部分に触れることがないのであった方が安心感はあります。
ポート類は、DisplayPort x1 、HDMI x 1、DVI x 1。
必要なものは取り敢えずあるって感じですが、マルチディスプレイ化する時にケーブルの規格がばらつくのが気になる所。
サイズ感・重量
上:玄人志向 RTX2060 12GB
下:MSI GTX1060 6GB
想像以上にRTX2060 12GBが小さかったです。
MSI GTX1060 6GBはVGAサポートステイが必要なくらい重たかったのでうが、玄人志向 RTX2060 12GBの重量は640gくらいと軽量なのでVGAサポートステイが無くてもPCI-Eポートに安定して装着することができます。
ファンにLED搭載でピカッと白く光る
玄人志向 RTX2060 12GBの2つのファンには白色のLEDが搭載されており、通電中は常時点灯しています。
ファンノイズはどれくらい?
玄人志向 RTX2060 12GBはセミファンレスタイプなので、ブログ執筆時はCPUクーラーやケースクーラーの音しかしません。ファンが回転しだしても軽作業時はあまり気になりませんでした。
ただ、低速回転時は、ファンが回転したりやめたりを繰り返すこともあるので、そういう時は少しカチャカチャ音が気になったりします。(回転数が30%くらいになると安定します)
ファンノイズの感じがもう少し分かりやすい動画を作りました。
ファン回転数が30%くらいまではあまり音が気にならない。
40%くらいになると「あ、今ファン回ってるな」って分かる感じ。
50%くらいになると「ちょっとうるさいかな」。
70%以降は「うるさい!」って感じです。
ベンチマークテスト
ドラゴンクエストX ベンチマーク
FINAL FANTASY XV ベンチマーク
オンラインゲームは快適そのもの
ゲームプレイは下手だし回線の調子が悪いしであまり参考にならないかもしれませんが、WoTやフォートナイトならフルHD画質であれば動作スムーズで遊べました。
ただ、ライブ配信する際にOBS Studioでエンコーダーを「NVENC」にすると配信がカクついたりしていたので、その際はソフトウェアエンコーダー「x.264」を指定することで改善されます。
その場合はCPUパワーが必要になってくるのですが、Intel Core-i5 12400であれば、フルHD配信なら余裕、2K配信ならギリ、4K配信はキツイって感じでした。
動画編集向けではない?
フルHDならサクサク快適・・・と言いたいところですが、Davinci Resolveそのものが重たいので、「タイムラインプロキシ解像度」を「フル」にした状態で編集するとテロップやトランジションが表示されたタイミングでカクついたりすることがよくあります。
その場合は「1/2」や「1/4」にすることでプレビューの画質は落ちますが、その分スムーズに編集できました。
ただ、1080p30fps動画編集でまぁ編集できる程度なので、4K動画編集とか高解像度の動画を扱うとなるとプロキシファイルがないと編集はキツイかもしれません。(普段1080p30fpsの動画しか扱わないので不明)。