2020年秋頃から自作パソコンの調子が悪く、今年2022年は新たにデスクトップパソコンを自作しようと計画中の筆者。
パソコンが組み上がるまでの間、現在はいつも仲良くしていただいている方にデスクトップパソコンを借りているのですが、お借りしているものに筆者のデータをあれこれ入れるわけにも行かず、外付けHDDを何台か繋いで運用しているのですが・・・
外付けHDD、読み書き速度が物凄く遅いんですよね。
後、ガリガリゴリゴリうるさくてあまり使いたくない。
扱うデータの容量はUSBメモリにいれておけるほどですが・・・
USBメモリも遅いんですよね。
最近はUSB3対応のメモリやUSBメモリ型のポータブルSSDが販売されているとのことですが、どうせなら家にあるやつでなんとかしたい。
ということで引っ張り出したのが、パソコンに直接装着するタイプのM.2 SSD。
今回はこの内蔵M.2 SSDを外付けストレージ化できる玄人志向のM.2 NVMe SSDケース、「GWM.2NVST-U3G2CCA」をAmazonで購入したのでどんな感じなのかレビューしていきます。
玄人志向 GWM.2NVST-U3G2CCAの概要
玄人志向 GWM.2NVST-U3G2CCAは、USB3.2 Gen 2接続に対応したM.2 SSD対応ケース。
NVMe接続(M-Key/B&M-Key)とSATA接続(B&M-Key)両対応。
読み込み速度は1026MB/s、コントローラーはRealtek RTL9210B-CG。
スペック
対応USBポート Type-C/Type-Aポート
USB3.2 Gen2(10Gbps)/Gen1(5Gbps)/USB3.1/USB3.0/USB2.0対応SSD M.2 NVMe(PCIe Gen3x2)接続SSD(M-Key/B&M-Key)
M.2 SATA接続SSD(B&M-Key)両対応対応SSDサイズ Type2280/2260/2242/2230 対応OS Windows10/8.1(Windows11でも動作確認済) コントローラー Realtek RTL9210B-CG 寸法 L(約107mm) x H(約12mm) x W(約29mm)/突起部除く 質量 約50g(SSD除くケース本体のみ)
玄人志向 GWM.2NVST-U3G2CCAの開封と外観チェック
それでは玄人志向 GWM.2NVST-U3G2CCAの開封・外観チェックをします。
パッケージはこんな感じ。
パッケージを開けると・・・
中にはSSDケース本体以外に
- USBケーブル(Type-C to C)
- USBケーブル(Type-A to C)
- SSD固定用金具
- SSD固定用ネジ
- 熱伝導シート
- 専用工具(ドライバー)
- ユーザーマニュアル
が入っていました。
付属のUSBケーブルはType-C to CとType-A to Cの2本。
長さは端子部を含めて約23cmでした。
マニュアルは組み立て写真付き、とても分かりやすいです。
M.2 SSDに貼り付ける熱伝導シートはこんな感じ。
これがSSDケース本体。M.2 SSD 2280がすっぽり収まるサイズ感でポータブルHDDよりもスリムでコンパクト。
寸法 L(約107mm) x H(約12mm) x W(約29mm)/突起部除く
全面アルミ素材でフィンが付いているので、効率よくSSDの熱を外に逃がします。
M.2 SSDをケースに挿入・組み立て方
それではM.2 SSDを玄人志向のSSDケースに挿入・組み立てていきます。
- 1.付属のドライバーでケースのネジを外し、裏蓋を取り外す。
ネジは星型の特殊ネジなので付属のドライバーで外します。- 2.基盤をケースから取り外す
- 3.基盤にSSDを斜めに差し込む
SSDは後ほど固定用金具を装着する際に水平になります。- 4.SSD固定用金具をSSDに刺し込む
- 5.基盤を裏返し、SSD固定用金具をネジで固定する
- 6.熱伝導シートをSSDへ貼り付ける
- 7.基盤をケースに取り付ける
- 8.裏蓋を取り付けて、ネジ止めする
これで組み立て完了。
GWM.2NVST-U3G2CCAを使ってみた感想
GWM.2NVST-U3G2CCAを使ってみて思ったことをお伝えします。
速度はどんな感じ?
残念ながらGWM.2NVST-U3G2CCAの速度をフルに活かせる環境が無いため、USB3 Gen1での測定ですが、USB3 Gen1の5Gbpsの速度は出ている印象。Amazonレビューでは理論値の1026MB/sくらいは出ているようなので将来的な期待ができます。
発熱・安定性は?
筆者はGWM.2NVST-U3G2CCAに装着しているSSDをPortable Appsを使ってGoogle ChromeやOfficeなどポータブルアプリを利用しているのですが、それくらいの用途であれば常にパソコンに接続した状態でもほんのり温かい程度。
何度か数十GBのデータを読み書きしてみましたが、常用利用時より多少温度は上がるものの触ってもやはりほんのり温かい程度。
フィン付きのアルミケースが効率よく熱を逃している印象です。
まとめ
本製品を買う前に「普通にUSB型のポータブルSSDを買ったほうが良くないか?」と思っていたのですが、SSDケースであれば余っているSSDを簡単に外付けストレージ化できますし、ケース全体がアルミなら放熱性も期待できる、何よりも値段も3千円ほどなので何万近くもするポータブルSSDよりかは出費が痛くないのが魅力的です。
接続機器との相性問題があるようですが、自分が使っているパソコンでは問題なく使えているので買って正解でした。