この記事ではFUJITSUのWindowsタブレット「STYLISTIC Q702/G」の分解とSSD交換方法について紹介しています。
動画を公開した当時は話題になっていたFUJITSUの2in1パソコン「STYLISTIC Q702/G」。
割とポテンシャルは高め
今だと中古品がヤフオクで大体1万円くらいと安く入手することができるのですが、1万円で買える2in1パソコンの割にはCPUが貧弱なAtomプロセッサーではなくノート仕様のIntel Core i5-3427U。
電磁誘導方式デジタイザ対応で、専用ペンで筆圧のある線も書けるし、USB端子以外にも、HDMI端子もついてたりと性能はまぁまぁ良かったんですよね。
バッテリー内蔵キーボードでバッテリーが劣化していなければ10時間くらい使える。
敢えて気になる点を挙げるなら、メモリが4GBで画面解像度が1366x768と低め。後、Wi-Fiは11ACには対応していないなどありますが、文書作成やメモ用マシンとしては今でもまだまだ活躍できるタブレットノートパソコンだと思います。
STYLISTIC Q702/GはSSD交換が可能
しかもSTYLISTIC Q702/G、SSD交換もできるんですよね。
STYLISTIC Q702/Gには元々64GBのSSDが搭載されていましたが、ちょっと容量が足らないので私はSUNEASTのSSD(256GB)をつけてみました。
SSD交換の注意点としては、対応SSDがm.2ではなくmSATAであること。形状や大きさが全然違うので間違えないように気をつけましょう。
分解とSSD交換方法
STYLISTIC Q702/Gの分解方法についてはYouTube動画をご覧いただければ分かりやすいかと思いますが、ここでも軽く説明します。
①ネジ隠し・ネジを外す
まずは裏蓋のネジ隠しとネジを外します。
本体上部は、分解ツールや爪でパコッと外れます。ここにもネジが隠されています。
②バックカバーを外す
ネジを外したら不要なクレジットカードや分解ツールなどを隙間に滑らせツメで引っかかっている部分をパチパチ外していきます。
③内部ご対面・SSD交換
裏蓋をパカッと開ければSTYLISTIC Q702/Gの全貌が明らかに。メモリとかはハンダ付けされているので交換はできませんが、SSDはmSATAのものであれば交換が可能。
SSDを交換する際に感電防止のため、バッテリープラグを本体から外しておくことをおすすめします。
バッテリープラグをはずしたらバッテリー付近にあるmSATAスロットに既に装着済みのSSDを外し新しいSSDと交換します。
mSATAスロット部分は結構狭いのでクローバーやクレジットカードなど硬くて細い素材を使うとSSDの取り外しがしやすくなります。
SSDの交換が終われば後は逆の手順で戻していきます。他社SSDでも問題なく動作しました。
SSD交換前と後の性能比較
SSDを換えてもあまり読み込み速度はかわりませんでしたが、書き込み速度は2.5倍くらい向上しましたし容量も増えたのでストレージ不足に悩む心配もなくなりました。
もし皆さんの中でSTYLISTIC Q702/Gをお持ちの方でSSDの容量不足や寿命でお悩みの方はSSD換装をチャレンジしてみてはいかがでしょうか。