こんにちはこんばんは、YouTubeチャンネル「夢野千春」で動画を投稿している夢野千春です。
先日、いつもお仕事頂いているクライアント様から「ChromeブラウザでPDFをダウンロードする時に、前のパソコン(Windows10)ではダウンロード後に自動的にPDFが開けてたのに今回のパソコン(Windows11)では開けない」といったクレームが。
全く開けないといった感じではなく、開くときもあれば開かないときもあるといった感じだそうで、一度僕が確認してみた時は、Chromeがポップアップ表示してそこからPDFをダウンロードしようとした時にPDFファイルが開かないことが多かったです。
原因と解決方法
色々試行錯誤した結果、原因と解決方法は分かりましたので下記に、「Chrome バージョン: 112.0.5615.50(Official Build) (64 ビット)」と「Windows11 2H22」の環境で解説します。(Windows10も同様)
すると、いちいちファイルをダブルクリックして開かなくても、PDFならAcrobat ReaderなどPDFソフトなどが自動起動し、内容を確認することができるようになります。
ちなみにこの設定はファイルの種類毎に分かれているので、今回はPDFは「Adobe Acrobat Reader」が自動起動するようになりましたが、画像とかはダウンロードしっぱなしの状態になっています。そのため、他のファイルもビューアソフトを自動起動させたい場合は、それぞれファイルの種類毎に開く設定をする必要があります。
自動起動させたいソフトを変える場合
Windows11 2H22環境で説明しますが、自動起動させたいソフトを設定する場合は、まず画面右下のスタートボタン(Windowsのアイコン)を右クリックし、上に表示した中の「設定」を左クリックします。
設定画面のサイドメニューから「アプリ」を左クリックし、右画面を下までスクロールします。
下までマウスホイールなどでスクロールすると「関連設定」の「ファイルの種類で既定値を選択する」を左クリックします。
「ファイルの種類で既定値を選択する」画面で、「ファイルの種類の既定値を設定する」の入力欄にソフト起動の設定を変更したいファイル形式を入力。ヒットしたファイル形式欄を左クリックするとポップアップでソフトの選択画面が表示されるので、その画面で自動起動させたいソフトを左クリックし、「既定値を設定する」を左クリック。
これで自動起動やダブルクリックなどで立ち上がるソフトの変更を行うことができます。
その他
Chrome拡張機能「Adobe Acrobat Reader」の設定画面
参考までにChrome拡張機能「Adobe Acrobat Reader」(Acrobat Readerインストールする時に自動的にインストールされます)の僕の環境設定をお見せしておきます。ソフト版もそうですが、基本的にデフォルト設定で何も弄っていません。
Chromeの設定でPDFの開き方を変える
Chromeの設定画面でもPDFをダウンロードするか、ブラウザ上に表示させるか設定することが可能。
Chrome画面右上の丸が縦に3つ並んでいるボタンを左クリックし、「設定」を左クリックすると設定画面が開くのですが、設定画面の左メニュー「プライバシーとセキュリティ」を左クリック。
右画面で「サイトの設定」を左クリック。
「その他のコンテンツの設定」を左クリックし、「PDFドキュメント」を左クリックする。
すると「PDFをダウンロードする」か「ChromeでPDFを開く」か切り替えることができます。
Acrobat Readerを自動起動させているなら「PDFをダウンロードする」。
PDFリーダーをインストールしていなくてChrome上でPDFを確認したい場合は「ChromeでPDFを開く」にチェックされるといいかもしれません。
Acrobat Readerを入れつつ「ChromeでPDFを開く」を選んでいると、PDFがChromeとAcrobat Reader両方で開いてしまい画面がごちゃごちゃしてしまいます。