2万円台のコスパ破壊と言われているXiaomiのミドルスペックスマートフォン「Redmi Note 9S」を購入しましたのでレビューします。
Redmi Note 9Sとは
「Redmi Note 9S」は、SoCにSnapdragon 720Gを搭載し、6,67インチフルHD+の液晶ディスプレイ、5020mAhの大容量バッテリーを搭載しつつもお値段が2万4800円(税込)とリーズナブルなミドルスペックAndroidスマートフォンです。
スペック
Redmi Note 9Sのスペックはこんな感じ。
SoC QualcommR Snapdragon? 720G
高性能オクタコアプロセッサー
周波数:最大2.3GHz
Adreno?618 グラフィックスプロセッサー
QualcommR 第5世代AIエンジン
8nm処理テクノロジーバッテリー 5020mAh (typ)
リチウムイオンポリマーバッテリー内蔵(取り外し不可)
USB Type-C リバーシブルコネクタポート
18W有線急速充電に対応
22.5W有線充電器を含むディスプレイ 6.67インチ DotDisplay
解像度:2400 x 1080 FHD+
コントラスト:1500:1 (typ) | NTSC:84% (typ)
テュフラインランドによるローブルーライト機能の認証
読書モード 2.0
CorningR GorillaR Glass 5RAMとストレージ 6GB + 128GB or 4GB + 64GB リアカメラ 4800万画素 AI 4眼カメラ
【4800万画素の超高解像度プライマリカメラ】
1/2インチセンサー、FOV 79°
f/1.79 絞り、6ピースレンズ、AF
1.6μm 4-in-1 スーパーピクセル、0.8μm ピクセルサイズ
【800万画素の超広角カメラ】
1.12μm、FOV 119°、f/2.2 絞り
【500万画素のマクロカメラ】
1.12μm、f/2.4 絞り、AF(2cm-10cm)
【200万画素の深度カメラ】
1.75μm、f/2.4 絞り
写真の解像度:8000 x 6000
ビデオの解像度:最大4K
デュアルフラッシュライト
【リアカメラの写真機能】
ナイトモード | ドキュメントモード | シネマティックポートレート
4800万画素 HD | スマートな超広角モード | リアカメラ美顔
安定した手持ち夜景撮影 | ポートレートモードの背景ぼかし | パノラマモード
プロモード | フォトタイマー | 水平器 | バーストモード | 顔認識 | HDR | 超広角エッジ歪み補正 | カスタム透かし | AI透かし | 万華鏡
ポートレートモードの背景ぼかし調整 | フルスクリーンフレーム
リアカメラ AIシーン検出(27の認識可能なタグ)| マクロカメラ
リアカメラのビデオ機能
シネマティック4Kビデオ | 超広角録画 | マクロ録画 | ショートビデオモード
4K 撮影:30fps
1080p 撮影:30fps / 60fps
720p 撮影:30fps
1080p スローモーション撮影:120fps
720p スローモーション撮影:120fps / 240fps / 960fpsフロントカメラ 【1600万画素のインディスプレイフロントカメラ】
1.0μm, f/2.48 絞り
フロントカメラの写真機能
パノラマセルフィー | 手のひらシャッター | AIシルエット検出 | フロントカメラHDR | 前面フラッシュ | 顔認識
AI 美顔 | AI ポートレートモード | AI シーン検出
フロントカメラのビデオ機能
120fps スローセルフィー
1080p 撮影:30fps
720p 撮影:30fps指紋センサーとボタン ネットワーク 【通信】
2+1カードスロット、nano-SIM + nano-SIM + microSD(512GB拡張可能)に対応
デュアルSIM VoLTE HD通話に対応
注:デュアル4G SIMは、現地の通信事業者サービスのサポートを必要とし、地域によっては利用できない場合があります。
【ネットワークと接続性】
GSM: B2/3/5/8
WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
TDD LTE:B38/40/41
FDD LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
【ワイヤレスネットワーク】
対応プロトコル:802.11a/b/g/n/ac
2.4G Wi-Fi / 5G Wi-Fi 対応
Wi-Fi Direct / Wi-Fi Display
Bluetooth 5.0 対応寸法 高さ:165.75mm
幅:76.68mm
厚さ:8.8mm重量 209g ナビゲーションと測位 GPS/ A-GPS / Galileo/ GLONASS / Beidou セキュリティ サイドマウント指紋センサー
AIフェイスアンロックオーディオ 1216 X 最大0.5 mm の高振幅ウルトラリニアスピーカー
Smart PA 10V外部、増圧、大音量
3.5mm イヤホンジャックセンサー Z軸リニア振動モーター | サイドマウント指紋センサー
距離センサー | 画面内環境光センサー | 加速度計 | ジャイロスコープ | 電子コンパス | 赤外線ブラスターパッケージ内容 Redmi Note 9S / 電源アダプター / シンプルな保護カバー / USB Type-C ケーブル / SIM 取り出しツール / ユーザーガイド / 保証書
開封動画
保護カバーとフィルム(既に装着済)が同梱。これで2.5万から買えるとはコスパ良すぎます!
セットアップ・AnTuTuベンチマーク
スマートフォンとして必要な機能は揃ってますし、動作も快適そのもの。楽天UN-LIMITもSIMを挿すだけで使えますから安価な電話スマホとしても使えますね。
P2iで一応防水仕様だが・・・
「Redmi Note 9S」はIP規格に準ずる防水性能には対応していないものの、P2iというイギリス企業の撥水ナノコーティング技術により確かな防水性能があります。
表面だけは。。。
内部の防水処理は止水できるほどのものではないとのことで過度な期待は禁物です。雨で濡れたとか飲水がこぼして掛かってしまった程度であれば大丈夫だろう程度。お風呂スマホとしてはやめておいたほうが良いでしょう。
アプリドロワーが使えるように
私は7月28日に「MIUI V11.0.10.0.QJWMIXM 安定版」にてようやくアプリドロワーが使えるようになりました。ネットの噂ではハードリセットでドロワーが使えるようになった人もいらっしゃるとか・・・。
Snapdragon 720G搭載で最新の3Dゲームも遊べる
「Redmi Note 9S」はSnapdragon 720Gを搭載していることにより、3万以下で買えるスマホとは思えないくらいのパワフルさがあります。普段使いなら十分すぎるほど快適動作。
試しにフォートナイトをプレイしてみましたが問題なく遊べるレベルだと思います。60fpsではプレイできませんでしたが30fpsでも十分でしょう。動画は画面録画しながらのプレイですので、画面録画をしなければより快適にプレイできます。
グラクロは画面録画しながらだと少々重めだがゲームプレイに支障が出るほどではない
カメラ性能は?
本当に2.5万から買えるスマホなの?ってくらい写真綺麗に撮れます。
拡大とかすると粗は出ますがSNSにアップするくらいなら問題無いレベルです。
標準カメラアプリ画面参考動画。
どれだけ機能があるのかはこの記事の下に記載しているスペック表を参考。
カメラスマホと名乗っていいほど機能は充実。
気になる動画撮影も悪くなさそうといいますか思っていた以上に綺麗に撮れ、強力な手ブレ補正でジンバル無くてもこのような動画が撮れちゃいます。
手ブレ補正は電子式なので夕方・夜は電子手ブレ補正特有のモーションブラーが目立ちますが、広角カメラで撮影した場合は暗い所でも意外とブレを抑えてる印象です。
ただ、1080p60fps、4K30fpsでは手ブレ補正が効かないので要注意。
後1080p60fpsですとオートフォーカス精度がかなり落ちます↓
なぜ60fpsだけこんな状態になるのか分かりませんが、もし不具合であれば早急に直してほしいものですね。
30fpsで撮影したときのような超高速AFが60fpsでも実現できれば文句ないのですが。。。
使っていて気になったポイント
画面がフリーズしたり・・・。
カメラがフリーズしたり・・・。
マイクが突然機能しなくなったり・・・。
1080p60fps撮影でAF精度や画質が悪かったり・・・。
基本的には普通に使えるスマートフォンなのですが細かい部分のチューニングの甘さを感じました。
後、MIUI12.5にバージョンアップ以降ゲームパフォーマンスが大幅に低下しリズムゲームがカクつくようになりゲームプレイが困難になったという話も聞きます。
「Redmi Note10 Pro」ではゲームターボを有効にすればカクつきは解消されるのですが、「Redmi Note 9S」はゲームターボを有効にしても改善されないとのこと。
この件に関しては現在私はRedmi Note 9Sを手放しているため利用者から話を伺うしかできないのですが今後のアップデートで改善を期待したい所です。
「Redmi Note 10 Pro」についてはレビュー記事もございますのでご検討されているかたは是非チェックしてみてください。
Redmi Note 9Sのレビューまとめ
Redmi Note 9Sを使ってみて、購入当初は細かな不具合が気になっていたものの幾度のアップデートでかなり安定して使えるようになりメインスマホとして十分使っていけるパワーを感じました。
MIUIアプリに目立つ広告が表示されたり本体重量が200超えとスマホとしてはヘビー級に重かったりと気になる所はあるもののネットサーフィンやSNSなど普段使ってるアプリはサクサク快適ですし、動画も大画面で迫力ある(スピーカーがモノラルなのが勿体ない)、ゲームも普通に遊べる、カメラは動画も写真も綺麗に撮れる。
ここまでの性能で2万円台で買えると考えたらほんとコスパモンスタースマホだと思いました。
米中関係で今、中華スマホの雲行きが怪しい状態ではあるもののここまで安くて性能が良いスマホは中国以外無いのでどうか仲良くしてもらいたいものですね。