こんにちはこんばんは、YouTubeチャンネル「夢野千春」で動画を投稿している夢野千春です。
「NT01A」を2021年2月3日に購入してから2年・・・。
正規販売は終了してるし、ネットで多くの口コミがあり今頃レビューしても誰もこの記事見ないだろうと思いつつも、購入記録としてこの記事を執筆しています。
正規販売は終了しているといっても今でもフリマアプリやマーケットプレイスなどで入手できるので、そんな方の参考になればと思います。
NUARL NT01Aの概要
「NT01A」は、2019年11月下旬にNUARLから発表された、完全ワイヤレスイヤホンです。
NUARLとは?
「日常に自然になじむ - NATURAL & NEUTRAL」をコンセプトとしたMTI社のオリジナルプランド。
完全ワイヤレスイヤホンを主力製品としており、NUARL製品はMTIが自社開発。そのデザインは日本国内のインダストリアルデザイナーに外注して作られています。
NUARLのことについては視聴者さんから教えてもらいました。
製品スペック
外観寸法 【本体】W:26.0 x H:25.2 x D:28.2mm
【充電ケース】W:59.1 x H:42.0 x D:34.2mm質量 【本体】約5g
【充電ケース】約35g連続再生時間 約10時間(SBC/AAC再生時)
約7時間(aptX再生時)充電時間 約1.5時間 合計再生時間 充電ケースとの組み合わせで最大35時間 Bluetooth接続 Ver5.0 / Class2 / マルチペアリング:4台(マルチポイント:非対応) プロファイル A2DP, HFP, HSP, AVRCP 対応コーデック aptX, AAC, SBC ドライバーユニット φ6mm“グラフェン”振動板ダイナミック型フルレンジ(HDSS採用) 再生周波数帯域 20〜20,000Hz マイク 全指向性(cVcノイズキャンセリング搭載) 耐水性能 IPX4相当 付属品 充電ケース、充電用 USBケーブル、イヤーピース(L/M/S)
イヤーループ、ユーザーガイド、保証書
主な特徴
安定した接続
QualcommのBluetooth SoC「QCC3020」を採用することで、完全ワイヤレスイヤホンとして音途切れに強い接続安定性を実現。
イヤホン単体でも10時間の長時間再生が可能
イヤホン単体で最大10時間、充電ケースとの組み合わせで最大35時間の長時間再生を可能とし、電源を入れるごとにバッテリー残量の多い方を親機に切り替え、バッテリーの片減りを防ぐ工夫もされています。
高音質技術
ドライバー部分にはダイヤモンドよりも硬い炭素素材の「グラフェン」を振動板にコーティングしたフルレンジダイナミック型ドライバーを採用、米TBI音響特許技術「HDSS」との組み合わせにより、立体感のある自然な音の広がりを楽しむことができるとのこと。
操作ボタンで音量調整などがイヤホン単体で行える
操作ボタンは物理ボタンを採用。音量調整や曲送り/曲戻しが可能で、通話時の音声両耳再生にも対応しています。
同梱品・外観チェック
パッケージ
ワイヤレスイヤホンのパッケージってイヤホンの性能がいまいちよく分からないものが多いのですが、「NT01A」のパッケージは、背面を見れば製品の特徴や仕様がよく分かるようになっており親切心を感じました。
パッケージをスライドすると中身が出てこないように仕切り紙が、裏向けるとお礼の言葉が。こういうのがあると応援したくなりますね。
こんな風に梱包されていました。
同梱物
中身を取り出すとこんな感じ。
同梱品
- 充電ケース
- イヤホン
- 充電用 USB Type-Cケーブル
- イヤーピース(L/M/S)
- イヤーループ
- ユーザーガイド
- 保証書
- 専用ポーチ(NUARL公式限定販売品のみ?)
日本語・英語・中国語に対応したユーザーガイド。
イメージや文字が大きくて読みやすい!
イヤーピースとイヤーループはこんな感じ。
最近のワイヤレスイヤホンでは無くなりつつあるポーチ。
ケースとか傷から守ってくれるので、ありがたいです。
外観(充電ケース)
次に充電ケースの外観をチェックしていきます。
ケース正面には蓋を開けるボタンとその下には、ケースの充電具合を表すLEDインジケーター。
ケース上部には、ブランドロゴが刻印されています。
充電中は写真のようにLEDがオレンジで点灯。ケース上部にはイヤホンの充電状況が確認できるようになっています。
背面にはケースを充電するためのUSB Type-C端子。
底面には仕様が記載されています。
ケースの蓋を開けるとこんな感じ。
外観(イヤホン)
イヤホンの外観を見ていきましょう。
カラーはディープネイビーを選びましたが、パッと見は黒っぽくて、角度によってほんのりと青みが感じされます。
安っぽさはなくかっこいいですね。
最近のワイヤレスイヤホンはボタンがタッチ式のものが主流ですが、「NT01A」は物理ボタン。
しっかりとしたクリック感で、誤動作が少なく操作しやすい。
タッチ式だとうまく操作できない人にはピッタリ。
ちなみにボタン操作はこのようになっています。
ちょっと気になったのが、イヤホンにはLRの刻印が無いこと。
形状的に付け間違えることは無いのですが、刻印があったほうがいいなぁ・・・と思っていたら
充電接点部分に小さく書いてありました!
2年使っていて気づきませんでした^^;
「あれれ~技適マークがないぞ―?」って思ってたら、イヤーループで隠れた所にありました。
イヤーループで見えなくするのはグッドアイデアです!
(でもこんなに小さかったらケース側に技適マーク付けてもOKなような・・・?)
使用感(良かったポイント)
音質が良い
音域は広く低音から高音までバランスよく鳴っている感じ。イコライザーで調整することでより自分好みの音に築き上げることができます。
また、解像感があり音場も広く立体感を感じられるので、映画鑑賞時でも迫力あるサウンドが楽しめます。
フィット感が良い
自分の耳の形状に合ってるからだと思いますが、装着して首を激しく振ってみてもグラついたりせず、しっかりフィットしています。イヤホンの重量も5gと軽量なので重さを感じず長時間装着していても疲れにくいです。
マイク集音性能は高い
「NT01A」の内蔵マイクでツイキャスしていた様子。
周りの音も入っちゃってますが、ボソボソ喋っていても自分の声が鮮明に録れていたのには驚きました。これなら十分通話でも使えます。
使用感(イマイチだったポイント)
遅延が気になる
最近のワイヤレスイヤホンにはゲームモードが搭載されており、低遅延化を実現している製品が増えましたが、本製品には低遅延化技術は搭載していないため、0.2,3秒程度の遅延を感じます。
無音時のホワイトノイズが聞こえる
ワイヤレスイヤホンによるあるのですが、無音時に「サーッ」といったホワイトノイズはあります。
微かに聞こえる程度なので、音楽再生中は気になりませんが、動画視聴時にシーンによってはノイズが気になるかもしれません。
マルチポイント非対応
マルチペアリングには対応しているみたいですが、1つのイヤホンで2台同時に接続・切り替えができるマルチポイントは、残念ながら非対応。
複数台の端末で使う場合は、ペアリングを切り替える必要があります。
NT01Aの不具合について
使っていて「あれ?使えなくなった・・・。」といったことが何度かあって、その度にマニュアルを読んで対処していたのですが、マニュアル読むのが面倒になり紛失したら分からなくなるので、以下に対処法をまとめました。
- 突然片方のイヤホンから音が出なくなった
- イヤホンの電源を入れ直すか、一度イヤホンを充電ケースに収納してから取り出してください。
- 片側のイヤホンのLEDランプが白色で高速点滅している
- 白色で高速点滅指定内側のイヤホンのリセット操作を行い、リセット後は、ペアリングをやり直してください。
【リセット操作方法】
イヤホンのボタンを電子音が3回鳴るまで長押しした後にボタンを2回押すとリセットモードになりLEDが白点滅します。LEDが白点滅していない方も同じ操作を行うことでリセットが行われペアリングモードになります。
- 再生機器と接続しなくなった
- 再生機器のBluetoothメニューからデバイス情報を削除して、ペアリングをやり直す必要があります。
- 左右のイヤホンがつながらない
- 左右のイヤホンの電源を切って、もう一度電源を入れ直してください。
それでも繋がらない場合は、左右のイヤホンのリセット操作を行う必要があります。
- マイク感度が悪い
イヤーループでマイク穴が塞がっている可能性があります。マイク穴を塞がないようイヤーピースの位置を調整してください。
- ケースに入れても電源が切れない/ケースから出しても接続されない
- ケースのバッテリー残量が空の場合は、電源の自動オン・オフ機能は動作しません。
イヤホン側のボタンで電源のオン・オフを行う必要があります。
まとめ
「NT01A」は高音質で評価があり、この音質を1万円以下で手に入れられる完全ワイヤレスイヤホンはとてもお得に感じます。
イヤホン単体で10時間もバッテリーが持つし、臨場感あるサウンドが楽しめるので、映画鑑賞や夜寝る時のASMR動画視聴にもオススメ。
ワイヤレスイヤホン入門用や安価なイヤホンから1,2万の音質を体験してみたい方に良いかもしれません。