パソコンを買い換える時に前のパソコンで処分せずにとっておいておくHDD。
まだまだ使えたりするのでどうにかして再利用できないかと思いAmazonをチェックしていたところ、内蔵HDDを外付けHDD化できるケースを発見。
今回は玄人志向の3.5型対応 USB3.2HDDケース「GW3.5AM-SU3G2P/S」を買ってみたのでレビューします。
玄人志向 HDDケース 3.5型対応 USB3.2 Gen2「GW3.5AM-SU3G2P/S」
GW3.5AM-SU3G2P/Sは、3.5型HDDに対応したHDDケース。
USB3.2Gen2(10Gbps)に対応しており、SATA3接続ドライブの最大速度6Gbps(理論値)で使用可能です。
対応HDD容量は16TBまで。HDDの省電力機能に対応しており、TVとの接続動作も可能とのことです。
システムバックアップ&SSD入れ替えソフト付属有り・無しとモデルが2つ存在するのですが、私が購入したのはソフト付き(型番の後ろにSがついてる方)です。
スペック
搭載可能ドライブ 3.5型 SATA I, II, III HDD 対応容量 最大16TB対応 USBポート USB3.2 Gen2, USB3.1 Gen1, USB3.0, USB 2.0 対応OS Windows10,8.1 本体サイズ 幅31 x 高さ110 x 奥行177 mm 重量 約260g 保証期間 1年
開封・同梱物チェック
パッケージはこんな感じ。背面には組み立て方や製品仕様が記載されています。
パッケージを開封すると中には・・・
GW3.5AM-SU3G2Pは本体の他に、
- ライセンス証書(ファイナル丸ごとバックアップ V14)ソフト付きモデルのみ
- ライセンス証書(ファイナルハードディスク/SSD入れ替え V16)ソフト付きモデルのみ
- USBケーブル(Type-A to B)
- USBケーブル(Type-C to B)
- ACアダプター
- 縦置きスタンド
- 専用工具(プラスドライバー)
- ネジ(銀色×3、黒色×3 ※予備含む)
が付属していました。
付属のUSBケーブルはType-AとType-C2本同梱されているので、様々なデバイスで使用することができます。
付属ACアダプターの仕様はこんな感じ。
縦置きスタンドには、底面とケースを置く箇所にゴムが付いているため、滑りにくく転倒しにくいよう配慮されています。
外観チェック
アルミカバーはシンプル・イズ・ザ・ベストという言葉が似合いそうなくらい装飾も何もありません。
背面にLEDインジケータ(アクセス時:緑点滅/アイドル時:緑点灯)とUSB Type-Bポートに電源端子のみ。さり気なく玄人志向のロゴマークも印字されています。
HDDトレイは樹脂素材、カバーはアルミ素材となっています。
組み立て方
外付けHDDとして使えるようケースを組み立てていきます。
STEP1
パッケージから取り出した時はHDDトレイとカバーははネジ止めされていないため、押し出すようにして、アルミカバーからトレイを引き出すことができます。
STEP2
SATAコネクターの位置が合う向きにHDDをトレイの中に入れて、コネクタがある方向に押し込みます。
トレイにHDDが装着できたら、組み立て用の付属ドライバーを使用して、側面にある穴に付属のネジ(銀色)でHDDとトレイを固定します。
STEP3
トレイを裏返し、ネジ穴同士が重なる向きにアルミカバーへ入れ、底面の2箇所のネジ穴を付属のネジ(黒色)で固定します。
これで組み立て完了です。
完成イメージ
ニンテンドースイッチのドックと並べてみましたが大きさはほぼスイッチのドックと同じで厚みがドックより1センチほど薄い感じでコンパクト。
使い方
HDDをセットしたらACアダプターを本機に接続し、USBケーブルでTVやパソコンと接続するだけ。
電源ボタンは無いため、テレビやパソコンの電源と連動し、HDDの電源をオン・オフします。
冷却ファンが搭載していないため発熱が気になりますが、アルミカバーで放熱している印象で触ってみるとほんのり温かく室温22度の環境でアイドル時が大体35度前後くらいでした。
まとめ
家に余っているHDDや外付けHDDよりも安価で入手できるバルク品の内蔵HDDを外付けHDDとして利用したい時にGW3.5AM-SU3G2P/Sは便利。
ケーブルはUSB Type-A とType-Cの2種類付属しているので様々なデバイスで使用することもできるところもポイント。
ソフト付きモデルを買えば、パソコンのデータを丸ごとバックアップできる「ファイナル丸ごとバックアップ(V14)」やHDDからSSDへシステム移行が行える「ファイナルハードディスク/SSD入れ替え(V16)」がついてくるので、万が一の時のトラブルやデータ移行も安心です。