今まで動画編集する時はパソコンスピーカーで音声の確認をしていましたが、正直上手くバランス調整できているか、スピーカーでは聞こえないノイズとか入ってないか気になるもの。
モニターヘッドホンとやらを買うと音のバランス調整がしやすいとよく聞くのですが、正直何万何十万ものする高級なものは買えません。
ということで今回は、比較的安価なオーディオテクニカのモニターヘッドホン「ATH-M20x」を買ってみましたのでレビューします。
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x
ATH-M20xは2014年02月14日と今から7年前に発売されたモニターヘッドホンです。
今でも販売されているということはそれだけ売れているんでしょう。
スペック
形式 密閉ダイナミック型 ドライバー φ40mm 出力音圧レベル 96dB/mW 再生周波数帯域 15~20,000Hz 最大入力 700mW インピーダンス 47Ω コード長さ 3m or 1.6m プラグ φ3.5mm金メッキステレオミニプラグ
(φ6.3mm標準変換プラグ同梱)質量(コード除く) 約190g 交換品(別売) イヤーパッドHP-M30x
付属品
取り扱い注意と説明書の2枚。マルチランゲージタイプで日本語記載もあります。
デスク用としてはケーブルの長さは丁度いい
ケーブルの長さ3mの通常版と1.6mのAmazon版がありますが、3mはちょっと長すぎる気がしたのでAmazon版を選択。
ノートパソコンで使うにはちょうどいい長さでした。
ただ、デスクトップパソコン用としては1.6mは短すぎると思うので、3mの方が無難かもしれません、後安いです。
3.5mm↔6.3mm端子に対応
3.5mm→6.3mm変換プラグも付属しているので、大体のオーディオ機器には対応できるようになっています。
フィット感はあるが耳が痛くなる
装着してみた感想としては結構耳を押さえつけてくる感じ。
フィット感はあるものの、イヤーパッドのクッション性が弱く、数分程度で耳が痛くなり疲れてきます。
後、蒸れやすいので、夏場の暑い日の使用は辛いかもしれません。
イヤーパッドは交換できるみたいなので、もう少し厚みと柔らかいものに替えたい所。
重量は190gくらいと軽いので首は疲れにくいです。
音は漏れにくい
イヤーパッドの性能なのか遮音性に優れており、50%の音量で1m離れてた所から耳をすませてみると殆ど何も聞こえない。
70%程度でやっと聞こえる。
静かな所でそれくらいなので、電車の中だと隣に座ってる人は聞こえると思いますが迷惑になるほどでも無いかと思います。
最大音量だと普通に聞こえるので要注意。
肝心な音質は?
どこかに寄ってるというよりかはフラットな音質と滑らかな解像感。
フラットと言いましても平凡な音という意味ではなく、低音はボーカルを邪魔しない程度ですが、細くなりすぎず深みがあるので十分。
高音はキレはありますがマイルド。ぼやけないよう上手く調整されています。
様々な曲を聴いてみましたが、どの曲も無難に鳴らしてくれてる感じ。
籠もらずクリアな音が出てくれるので、万人受けしそうな音作りされてるなと思いました。
私は動画編集用として購入したのですが、動画や音楽視聴用にも良いかもしれません。
ATH-M20xのレビューまとめ
5、6千円くらいで買えるモニターヘッドホンとしては十分な音質。
ポップスでもクラシックでも無難に鳴らしてくれる優等生です。
欲を言えばもう少し空間を感じられるような音が欲しいなと思いましたが、
上位機種を買えという話になります。
後、個人的にはイヤーパッドがもう少しふかふかしてほしいなと思いましたが、私の頭の大きさの問題かもしれないので、頭のサイズが小さい方には問題ないかもしれません。
モニターヘッドホンどれにしようか悩まれている方、あまり高いヘッドホンは買えない方はATH-M20xどうでしょうか。