この記事はMAONO様より製品をご提供頂いた上で作成しています。
当ブログではいつもお世話になっているオーディオメーカーのMAONO様より、1万円台で買えるコストパフォーマンスに優れたワイヤレスマイク「WM820 A2」をご提供いただきましたのでレビューします。
MAONO WM820-A2デュアルワイヤレスマイクシステム
MAONO WM820 A2は2.4GHzワイヤレスマイク。伝送距離は約50mで2つの送信機を同時に使うことができます。内蔵バッテリーを搭載しており、2時間の充電で約6時間使用可能。日本国内で使用するための技術基準適合証明(TELEC認証)取得済み製品で1年間の製品保証付き。
高コスパのシングルセットモデル(WM820-A1)もあります
WM820-A2より安いシングルセットモデル(WM820-A1)も販売されています。
Vlogなど演者が一人の撮影が多い方におすすめのモデルです。
スペック
送受信周波数 2.4GHz帯 ワイヤレス 伝送距離 50mまで 指向性(内蔵マイク) 全指向性 バッテリー 内蔵リチウムポリマーバッテリー350mA/3.7V 充電ポート USB-C, DC 5V, Max. バッテリー持続時間 2時間の充電で最大6時間 オーディオ入力 3.5mm TRSマイク(送信機) オーディオ出力 3.5mm TRS(受信機) 本体寸法 45x45x17mm(送受信機共通) 重量 27g(送受信機共通)
価格
- WM820-A2のAmazonでの価格は16,999円(2022年9月24日時点)。
- WM820-A1のAmazonでの価格は9,999円(2022年9月24日時点)。
WM820 A2の開封・同梱品
パッケージには同梱品や簡単な商品説明が記載されています。
付属品は、
- 受信機x1
- 送信機x2
- 全指向性ピンマイクx2
- 送信機マイク用ウインドマフx3(1つは予備)
- 3.5mm TRRSスマートフォンケーブルx1
- 3.5mm TRSカメラケーブルx1
- 3-in-1充電ケーブルx1
- 専用収納バッグx1
- ユーザーマニュアルx1
送信機を服の襟に装着すると結構存在感があるので、見た目をすっきりさせたい時にピンマイクが便利です。
風切り音やポップノイズを軽減するためのウィンドマフ。3つ付属していますが1つは予備です。
カメラとスマートフォンに接続するための専用ケーブルも同梱。スマートフォン用ケーブル(TRRS)は受信機側とスマホ側と端子の極性が異なるので接続間違いがないように気をつけましょう。
専用の収納バッグ付きなので屋外で撮影する時にコンパクトにまとめて持ち歩けます。
付属の充電ケーブルで3台同時充電が可能。充電中はLEDが赤く点灯し、充電が完了すると消灯します。充電しながら使用することも出来ます。
送信機の外観
送信機には全指向性内蔵マイクを搭載。また、3.5mmのオーディオ入力端子も備わっており、付属の全指向性ラベリアマイク(ピンマイク)など外部マイクが使えます。
- 付属ピンマイク
- SONY ECM-SP10(スマホ向けピンマイク/4極⇨3極変換アダプターが必要)
送信機の側面には電源ボタン・マイクミュートボタン・ペアリングボタン。
充電端子はUSB Type-Cとなっています。
衣類などに取り付けられるクリップ付き。
受信機の外観
受信機にはカメラやスマートフォン、パソコンなどデバイスに音声出力するためのOUTPUT端子や、リアルタイムモニタリング可能なヘッドホン端子を搭載。
ボタン類は電源ボタンにマイクゲイン調整ボタン。+ーボタンを同時押しで送信機とのペアリングを行うことができます。
送信機同様にUSB Type-C端子搭載。
受信機にもクリップがついており、カメラのアクセサリシューに装着して使うことができます。
WM820 A2のセットアップ
WM820 A2のセットアップはとても簡単。
送受信機の電源を入れそれぞれのペアリングボタンを押すだけ。LEDが青く点灯したらペアリング完了です。
後は、付属のTRSケーブルまたはTRRSケーブルで撮影デバイスと受信機を接続するだけ。外部マイク対応スマートフォンの場合はカメラアプリのマイク設定を有線マイクに設定することでWM820 A2の音声が動画に記録されるようになります。
YouTube動画
WM820 A2の動画レビュー
YouTubeにて使い方や音質など詳細レビューしています。
パソコンで使用した場合、他社製マイクの動作チェック
WM820 A2の送信機には3.5mmの外部マイク端子が備わっているので付属のピンマイクが使えるのですが、他社製マイクでも使えるのか検証してみました。
iPhoneでも使えるか検証
WM820 A2がiPhone SE(第2世代)でも使えるのか検証してみました。iPhoneの場合、標準カメラアプリでも外部マイクが使える(撮影中に繋いでもOK)とのことでWM820 A2も使えることを確認。
こんなシーンにおすすめ
WM820 A2は以下のシーンでおすすめです。
- Vlog撮影
- YouTube動画
- ナレーション収録
- ライブ配信
- ゲーム実況
- VTuber
- VRコンテンツ(VRChatなど)
- ビデオ通話
- テレワーク
- オンライン授業
YouTube動画やVlog撮影におすすめなのはもちろんのこと、配線やマイクの位置を気にする必要がないため、ゲーム実況やVRコンテンツ用マイクとしてもぴったりです。
WM820 A2のレビューまとめ
- コンパクトで軽量
- ワイヤレスで便利
- 最大50mの伝送距離
- 操作が簡単
- 外部マイクが使える
- 音声モニタリングができる
- 6時間使用可能な内蔵バッテリー搭載
- 2つのマイク音声がモノラルミックスされる
- 送信機マイク個別のゲイン調整は不可
まずWM820 A2を手にとってみて思ったことは小さくて軽いということ。
ワイヤレスマイクってテレビとかで出演者が腰に装着しているようなスマホくらいのサイズをイメージしていたので片手に送受信機を乗せられるWM820 A2はほんとにコンパクトだなと思いました。
後、送受信機共に重量が27gと軽量なので、服やズボンにつけていても重さを感じません。
操作もとても簡単で、カメラやマイクの知識がなくても簡単に扱うことができますし、50mの範囲であれば自由に動き回ることができるので撮影に集中することができます。
1回の充電で約6時間使えるので、長時間撮影にも耐えれますし、充電しながら使うこともできるので、バッテリー残量を気にせずに使えるのもWM820 A2の魅力と言えます。
最近流行りのVlog用や、パソコンのマイク端子やオーディオミキサーに接続しても使用できるため、ゲーム実況やライブ配信、それからVRヘッドセットで現実世界を見ることが出来ないVTuberさんにもWM820 A2はピッタリ。もうスタンドマイクに手がぶつかって倒したりする心配もありません。
デメリットとしては、2つの送信機の音声はモノラルミックスされているので、後でそれぞれの音声を編集したりゲイン調整をするような撮影シーンには向いていませんが、とにかく有線マイクから開放されたい、ちょっとした撮影にワイヤレスマイクを使いたい、お手頃価格のワイヤレスマイクを探している方にはWM820 A2はオススメです。