最近ガラケー・ガラホが再燃しているのか、今でもYouTubeでそこそこチェックされているAUのガラホ「京セラ GRATINA 4G(KYF31)」。
GRATINA 4GはYouTubeで知り合ったむねGさんより頂いたものですが、実際触ってみると中々に面白い代物です。
今回はGRATINA 4Gの紹介やpovo2.0やdonedoneは使えないかの話をしていきます。
GRATINA 4Gでpovo2.0・donedoneは使える
結論から言いますとGRATINA 4Gでpovo2.0やdonedoneは使えます。
povo2.0は私は使っていませんが、通話・データ通信が行えるといった情報があります↓
APN設定方法
下記の内容はSIMロックを解除した前提で話しています。
SIMロック解除はMy auで行う方法とショップで行う方法の2種類あります。
SIMロック解除のお手続き(My au)【手数料無料】
auショップ/au Style検索 | au【手数料3,000円】
GRATINA 4Gの背面カバーを外し、バッテリーパックを外すとMicroSDカードとSIMカードスロットがありますので、SIMカードスロットにpovo2.0またはdonedoneのSIMカードを装着。
SIMカードを入れたら後はAPNの設定を行うのですが、
SIMロック解除を行うとAPN設定を保存する時に「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」と表示され設定を変更することができません。
その場合は、メニュー画面の設定(歯車アイコン)>その他の設定>端末情報>SIMカードの状態で「更新」を押し、ポップアップで表示されている通知画面のOKボタンを押すと再起動します。
これで設定したAPNが利用できるようになります。
APN設定は、メニュー画面の設定(歯車アイコン)>無線・ネットワーク>モバイルネットワーク>アクセスポイント名で行うことができます。
GRATINA 4Gをチェック
ガラホであるGRATINA 4Gについてもご紹介。
そもそもガラホってなんだという方に簡単に紹介しますと、スマートフォン向けのOSや半導体を搭載した携帯電話のことです。
従来の携帯電話、いわゆるガラケーは各メーカー独自規格で作られた音声通話デバイスでしたが、GRATINA 4Gの場合、SoCにSnapdragon 210、OSにAndroid5.1.1搭載と中身はスマートフォン仕様です。
といってもGRATINA 4Gはあくまでも携帯電話なのでスマートフォンのように画面タッチ操作はできませんし、画面や操作性もガラケー寄り。
アプリの追加もPlayストア経由ではできませんし使えるアプリも性能上かなり限られています。
Bluetoothやファイル共有アプリ経由でアプリを入れることもできますが、なんせメモリが1GBしかないので軽量なアプリでないとそもそも起動しません。
ネットサーフィンはスマホ向けのサイトを閲覧することが可能。操作はキー操作とMacBookのトラックパッドのようにポインターを動かしてキー部分をタッチ操作することができます。
GRATINA 4Gのメニュー画面はこんな感じで全然スマートフォンっぽくありませんが、
テザリング機能やどことなくAndroidっぽい所もあったりします。
ガラホならではの通話録音機能なども搭載しているので、万が一のトラブルのために音声を録音しておいておくこともできます。
カメラ機能も充実しており、HDR撮影や動画手ブレ補正もあって結構楽しめますよ。
まだまだ戦えるGRATINA 4G
GRATINA 4Gはあくまでも携帯電話なのでスマートフォンのようにゲームやアプリを使って機能を拡張するといったことは難しいですが工夫次第では結構遊べる端末だと思います。
「子供にスマートフォンを持たせるのはまだちょっと・・・」
と抵抗がある人でもガラホならアプリ課金で高額請求されることもありませんし、povo2.0で通話とデータ通信コストを最小限に抑えることができるので安心して持たせることができます。
お仕事されている方は電話応対用としても活用することができます。
バッテリー交換もできるので本体が完全に壊れるまで、4GLTEが終わるまで長く使うことができます。
今やスマートフォンの時代と言われていますが、ガラホもまだまだ捨てたものではありませんね。