今まで第6世代Intel CPU「Core i7-6700K」搭載デスクトップパソコンを使用していた筆者。
そのパソコンが最近電源ボタンを押しても起動しなくなり使えなくなってしまったので、「そろそろ買い換えるかぁ」と重い腰を上げて第12世代Intel CPU「Core i5-12400」パソコンを組むことを決意。
既にTwitterやYouTubeなどでCore i5-12400について感想を漏らしているので、今までSNSで漏らした感想をまとめました。
レビューまとめ
パソコンパーツ紹介・組み立て
使用したパーツ
第12世代Intel Core i5-12400パソコンを組むのに使用したパソコンパーツはこんな感じ。
- CPU:INTEL Core i5-12400
- マザーボード:ASRock B660M Pro RS Intel B660
- SSD:WD Blue SN570 (読取り最大 3,500MB/秒) M.2-2280 NVMe WDS500G3B0C-EC
- メモリ:CORSAIR DDR4-2666MHz VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚キットCMK16GX4M2A2666C16
- ケース:Thermaltake Versa H26 Black /w casefan
- 電源:ENERMAXERX750AWT-DP
- GPU:HIS Radeon RX580 8GB
完成イメージ
Windowsインストール中にフリーズ、原因はメモリ
このメモリが原因でWindowsインストール中にフリーズしてしまう症状が出ましたが、取り敢えず他のメモリでセットアップを済ませ、CORSAIR DDR4-2666MHzを新たに購入し装着した所、とても安定して使えています。
パソコンの起動はこんな感じ
マザーボードが裏でチェックしている時間が長いようで家にあるドスパラのスリムパソコンと比べると10秒ほど遅い結果に、それでも十分速いです。
ソフトの起動が速い
SSDやメモリなどパソコンの構成によって変わってくると思いますが、僕のCore i5-12400搭載自作パソコンですと、PhotoshopやDavinci Resolveだと約5秒とかなりの早さで速度が起動します。
動画の書き出しが速い
動画の書き出しはRX580より1分ほど早く書き出せる結果に。4K動画もプロキシを作成すればサクサク快適に編集できます。
省エネ
起動時や動画編集中、ゲームプレイ中は100Wを余裕で超えますが、負荷を掛けていないときは大体50Wとノートパソコン並みで省エネ。ブログ執筆程度なら十分な節電効果があります。
リテールクーラーで十分かも
第12世代Intel Core i5-12400にはスタイリッシュなリテールクーラーが同梱。
オシャレだけでなく冷却性能も向上しているとのことです。
BFBで若干パフォーマンスが上がる
またCore i5-12400はBFBによるオーバークロックみたいなことができるみたいなので、簡易的ではありますが、CINEBENCH R23でBFB前と後どれくらいスコアが変わるのか、発熱や消費電力がどれくらいなのかHWMonitorでチェックしてみました。ちなみにクーラーはCore i5-12400のリテールクーラーを使用。
シングルコア性能
マルチコア性能
BFBを有効にするとシングル・マルチ共にスコアの向上が確認されましたが、温度に関してはなぜかシングルコアの方はBFBを設定した方が低めの結果に。
マルチコアについては想定通りBFBを設定した方が温度上昇が見られ80度近くいきましたが、何度ベンチマークテストを行ってもあまり80度以上にはならないので、リテールクーラーでも十分CPUを冷やすことができると思います。
WD SSDは理論値に近いパフォーマンス
WDS500G3B0Cの読み込み速度は
- 【読み取り】シーケンシャル最大 3,500MB/秒、ランダム最大4KB IOPS 360K
- 【書き込み】シーケンシャル最大 2,300MB/秒、 ランダム最大4KB IOPS 390K
「CrystalDiskMark」で測ってみた所、理論値以上の速度が出ており、アプリもすぐ立ち上がるので特に不満に思ったことはありませんでした。
リテールクーラーはややうるさめなので…
基本的に安定した環境で仕上がってますが、リテールクーラーがちょっとうるさいのが気になりました。
クーラー変えたほうが良いのかなぁをうだうだ思ってたら仲良くしてくださってる方にDEEPCOOL AK620をプレゼントしていただきました。