こんにちはこんばんは、YouTubeチャンネル「夢野千春」で動画を投稿している夢野千春です。
近年、犯罪や災害などの物騒な事件が多発していて、他人事じゃなくなってきましたよね。
ホームセキュリティサービスを導入したくても「機材設置費が高い」「月額費用が高い」と挫折されている方もいらっしゃるかと思います。
でも何も対策しないのはやっぱり怖いですよね。
そんな時に自分や家族、ペット、貴重品などを侵入者から守るために、Wi-Fiカメラが有効な手段となります。
今回はTP-Link様よりスマートAI Wi-Fiカメラ「Tapo C225」をご提供頂きましたのでレビューします。2週間ほどガッツリ使ってみましたが、これは今の時代にぴったりなWi-Fiカメラだと思いました。
この記事はTP-Link様より製品をご提供頂いた上で記事を作成しています。
TP-Link スマートAI Wi-Fiカメラ「Tapo C225」
「Tapo C225」は、1/3インチ、400万画素のセンサーを搭載したWi-Fiカメラ。
最大2K解像度(2560×1440ピクセル/15fps/H.264)の映像で撮影でき、動体検知やスマートAI検知・ライン検知・カメラタンパリング検知機能を搭載。
AI検知は、人物・ペット・車両の識別が可能で、音声検知にも対応しています。
パンチルトにより、水平360°、垂直149°の範囲をカバーでき、スマートトラッキング機能による自動追尾撮影も可能。
遠くまで見渡せる850nm IRと、目に見えない940nm IRの2つのLEDに対応、夜もしっかり撮影することができます。
また、マイクとスピーカーを内蔵しており、双方向音声通話ができます。
録画映像はmicroSDカード(最大512GB)または有料サービスの「Tapo Care」に30日分のクラウド保存(イベント発生時のみ)が可能。
※本製品は見守りカメラであって不審者の侵入や盗難を防止するものではありません。
スペック
「Tapo C225」のスペックは以下のとおりです。
カメラ
イメージセンサー 1/3“ 解像度 2K QHD/4MP(2560 × 1440 px) レンズ F/NO:1.6±5%;焦点距離:4mm±5% ナイトビジョン ナイトビジョン 視野 水平に360°、垂直に149°
ストレージ
MicroSDカード 4GB~512GBのSDHCまたはSDXCカード(SDカードには非対応) Tapo Care(有料) 30日間のクラウド履歴
※動体検知などのイベント発生時の映像を保存
ネットワーク
セキュリティ SSL/TLSによる128 ビット AES 暗号化 Wi-Fiプロトコル IEEE 802.11b/g/n, 2.4 GHz プロトコル TCP/IP, DHCP, ICMP, DNS, NTP, HTTPS, TCP, UDP 周波数 2.4GHz ワイヤレスセキュリティ WPA/WPA2-PSK
アクティビティ通知
トリガーの条件 動作検知・人物検知・ライン通過検知・カメラタンパリング・赤ちゃんの泣き声検知・車両検知・ペット検知・猫の鳴き声検知・犬の鳴き声検知・ガラス破損音検知・煙感知器音検知(対応予定) 通知 通知・スナップショット(Tapo Care利用時)
ビデオ
動画圧縮 H.264 フレームレート 2560×1440@15fps ビデオ ストリーミング 2K QHD 音声圧縮 G.711
電源
ACアダプター出力 12.0V/1.0A
音声
音声通話 双方向通話 音声 入/出力: マイクおよびスピーカー内蔵
価格
Amazonにて7,900円で販売されています(2023年4月27日調べ)。
同梱品
パッケージはこんな感じ。
パッケージの中には、以下のものが同梱されていました。
- 「Tapo C225」本体
- かんたん設定ガイド
- 保証書(3年)
- GNU General Public License Notice
- 電源アダプタ―(ケーブルの長さは3mくらい)
- 台座
- 位置決めシール
- 壁面用ネジ
- 壁面用アンカー
外観チェック
それでは「Tapo C225」の外観を見ていきましょう。
外観はこんな感じで円柱型のスッキリとしたデザインとなっています。
正面には、カメラ・ステータスLED・マイク・プライバシーモードボタンがあります。
ステータスLEDの表示と内容
赤点灯 起動処理中 赤&緑点滅 セットアップ準備完了 赤でゆっくり点滅 Wi-Fi接続試行中 オレンジ点灯 Wi-Fiと接続 緑点灯 クラウドと接続 赤で高速点滅 カメラの初期化処理中 緑で高速点滅 カメラのソフトウェア更新中
カメラ部分を更に上向きにスライドしますと、MicroSDカードスロットとリセットボタンが出てきます。
※対応SDカード:4GB~512GBのSDHCまたはSDXCカード(SDカードには非対応)
背面にはスピーカーと電源端子があります。
底面には、壁掛け用の台座を取り付ける溝に卓上時の滑り止めゴム足が付いています。


本体サイズは、幅80mm × 高さ112mm × 奥行80mm。重さは量ってみたところ313gでした。
「Tapo C225」の魅力ポイント
ここからは、「Tapo C225」を使ってみて良かったと感じたことをご紹介します。
従来モデルより圧倒的な高画質・高解像度
(バーを左右に動かすと比較することができます)
従来モデルではちょっと映像が暗くてくすんでる感があったのですが、「Tapo C225」はF1.6の明るいレンズを採用することで、より明るく鮮やかに撮れるようになりました。
更に解像度が2倍向上しているとのことで、従来モデルではぼやぼやしていた箇所も「Tapo C225」だと鮮明に映すことができます。
数種の検知機能とスケジュール機能で賢く教えてくれる
「Tapo C225」には4つの動体検知とスケジュール機能を搭載しています。
カメラが動きを検知するとアプリ経由で通知・状況を確認することができます。
また、アクティビティゾーンを設定することで、検知エリアを絞り込むことができ、過剰な通知の防止や本当に重要な通知だけを受信することができます。

スマートAIを使えば「人物」「ペット」「車両」「赤ちゃんの泣き声」や「ペットの鳴き声」「異常な音」など、特定の被写体や音だけに反応し、通知やイベント録画ができます。

検知用の境界線を引くことで、人物や物などが通過した際に通知を受け取ることが可能。
部屋の窓や玄関に境界線を引くことで、お子さんや高齢者、ペットの危険を瞬時に通知、対処することができます。

「タンパリング」とは、「改竄(かいざん)」や「勝手な変更」を意味する単語で、防犯分野では、防犯カメラや通信ケーブルに外的な行為を加えることによって防犯機器の正常な稼動を妨げる行為のことを言います。
「Tapo C225」の場合、布をかけられたり、手やスプレーなどで視野を妨害された場合、異常を検知し、即座に通知やアラートを発動。これにより、カメラの異常を素早く反応することができ、迅速に防犯対策を行うことができます。

検知すると自動追尾、対象物を逃さない(スマートトラッキング機能)
「Tapo C225」は1秒間で最大 120°、水平360°、垂直149°のパン・チルトが可能。自動追尾機能(スマートトラッキング)も搭載しているので、対象物が素早く移動してもしっかりと映像に残すことができます。
2種類のナイトモード、夜もしっかり見守ります
「Tapo C225」には、「赤外線モード」と「スターライトモード」、後2種類のナイトビジョンを選択することができます。
「赤外線モード」と「スターライトモード」の画質の違いがあまりよくわからなかったのですが、ナイトビジョンに関しては、「遠い」を選ぶと肉眼で見える赤外線ライトが点灯、「近く」を選ぶと今度は肉眼では見えにくい不可視赤外線ライトが点灯します。
綺麗に見えるのは「遠い」の方なんですが、「近く」の方もノイジーではあるんですけど若干明るくシャープに撮れてるので、5mくらいの範囲を映す目的であればどちらを選択しても問題ないかなと思います。
お子さんやペットの様子を見守る用途であれば、不可視赤外線ライトである「近く」を選ぶことで、眠りを妨げず安心して見守れます。
双方音声通話に対応、効果音とライトで侵入者へ威嚇もできる


マイクとスピーカーが付いているので、お留守番をしているお子さんやペットに双方向でコミュニケーションをとったり、効果音とライトで侵入者を直接威嚇することも可能。
アラート設定で「カスタム」を選べば、自分の声などを1パターンにつき15秒間・最大15パターンの音声を録音・登録することもできます。
ループ録画・録画スケジュールでストレージ容量をムダなく活用
「Tapo C225」は時間帯による連続録画や検知時だけ録画、ストレージの容量が無くなっても上書き録画をすることで連続録画ができるループ録画に対応。自分のニーズに合わせて録画方法をカスタマイズすることができ、ストレージ容量をムダなく活用することができます。
見られてほしくないときは物理的にカメラが引っ込む(プライバシーモード)
「外出時は見守ってほしいけど、家にいる時は映してほしくない・・・。」
カメラを設置すると常に監視されてる感じがしてちょっと落ち着けなかったりしますよね。
TP-LinkのWi-Fiカメラにはプライバシーモードが搭載されていて、有効時は映像の録画や再生が一切できなくなるのですが、従来モデルの場合、プライバシーモード時でもカメラが部屋に向けられたままの状態になっていたのでパッと見ただけでは録画が止まっているのか分かりづらかったんですよね。
その点「Tapo C225」は、プライバシーモードボタンまたはTapoアプリのプライバシーモードをタップすると物理的にレンズが隠れるので、安心してプライベートタイムを過ごすことができるなど、よりプライバシーにも配慮されています。
専用アプリで簡単遠隔操作
専用アプリ「Tapo」を使えば、カメラの設定や録画の確認、アラートの通知などを直感的に操作が可能。スマートフォン側はモバイル回線に繋がっている状態でも「Tapo C225」の映像を確認したり操作を行うことができます。
「Tapoアプリ」でできる主な機能詳しくは動画をチェック
- カメラのライブビュー:カメラのライブビューを表示して、カメラの視界を確認できます。他のカメラを追加すればスライドしてカメラを切り替えたり、マルチスクリーンボタンで複数のカメラの映像を同時に確認することもできます。
- パン&チルト:スマートフォンをリモコン代わりにして「Tapo C225」を上下左右にカメラを動かすことが可能。予め位置を決めておけばタップするだけで瞬時にカメラを設定位置に動かすことができます。
- パノラマ撮影:360°、270°、180°のパノラマ撮影を行うことができます。
- トーク・双方向通話:カメラのマイクとスピーカーを使用して、プッシュトーク・音声通話ができます。
- プライバシーモード:映したくない時にレンズを物理的に隠すことができます。
- 再生&メモリー:microSDカードやクラウド録画(要Tapo Care)の映像を遡って確認することができます。映像を確認するだけでなく、部分的な静止画撮影や録画を行うこともできます。
- プライバシーゾーンの設定:カメラが特定のエリアを録画しないようにすることができます。
- アラートの通知・タグの表示:カメラが動きや音を検出した場合に通知を受け取ります。また、タグをオンにすると検知している被写体が何なのかライブビュー上に枠で表示することができます。
- カメラの設定:各検知機能、アラート・通知、スケジュール、microSDカードなどの設定やカメラの詳細設定、ファームウェアアップデートなどが行なえます。
その他の機能や操作方法については、Tapoアプリについて | TP-Link 日本で確認することができます。
有料プラン「Tapo Care」で万が一のトラブル時も逃さない
有料プラン「Tapo Care」を利用すると「Tapo C225」の場合、クラウド録画や画像付き通知機能の利用が可能。
30日間のイベント録画をクラウド上に保存されるので、万が一「Tapo C225」に危害を加えられたり盗難されても、その瞬間までの映像をTapoアプリで確認することができます。
また、動体検知などが行われた際、スマートフォンの通知画面にその瞬間の画像が表示されるので、アプリを開く前に瞬時に状況把握ができ、素早く対処することができます。
「Tapo C225」の特徴や使い方を動画で観る
「Tapo C225」の特徴や使い方などは、動画で分かりやすく紹介しています。
まとめ
見守りWi-Fiカメラデビューなら「Tapo C225」がオススメ。
Wi-Fi範囲外からでも家の様子を確認することができたり、動体検知やAI検知など数種の検知機能と追尾機能、ナイトモード撮影、それから双方向通話も可能もできるので、いつでも安心してお部屋や家族を見守ることができます。
更にTapo Careに加入することで、旅行とかで長期間家を空ける際に、もしカメラにトラブルがあっても、クラウド上から30日分の映像を確認することができるのでより安心です。
注意点としては、あくまでも見守りカメラなので、不審者の侵入や盗難を完全に防ぐことはできないのと、電源供給が必要なところ。これさえOKであれば、Wi-Fiカメラとしては高コスパだと思いますので、「Wi-Fiカメラ初めての方」や「ホームセキュリティサービスは高くて導入できない、けど出先からも家族や家の様子を見守りたい」という方は「Tapo C225」、Wi-Fiカメラ選びの候補の1つに入れてみてはどうでしょうか。