こんにちはこんばんは、YouTubeチャンネル「夢野千春」で動画を投稿している夢野千春です。
皆さんのお家はスマートホーム化、していますか?
スマートホーム化とは、家電や住宅設備をインターネットに接続して、スマートフォンやタブレットなどの端末から操作できるようにすることをいいます。スマートホーム化により、家事の効率化や電気の節約、セキュリティの向上など多くのメリットがあります。
今回は、TP-Linkのスマートホームブランド「Tapo」のセンサー・ボタン・ハブの7種のスマートデバイスをご提供いただきましたのでレビューします。
新たに登場した7種のスマートデバイスを使うことで、ドアの開閉や温度・湿度の変化、ボタンを押したり回したりするアクションをトリガーとして、操作できるバリエーションが増えました。
それでは実際どんな感じなのかチェックしていきましょう。
この記事はTP-Link様より製品をご提供頂いた上で作成しています。
- チャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」
- スマートハブに対応したスマートセンサー
- スマートハブに対応したスマートボタン&調光器
- まとめ
チャイム機能付きスマートハブ「Tapo H100」
「Tapo H100」は、Tapoセンサー・ボタンを最大64台接続できるスマートハブ。混雑していない低周波数帯域を使うことで、各デバイスと安定した接続が可能です。
「Tapo H100」で行える機能は、スピーカーから音を鳴らすくらいですが、各種センサー・ボタンをネットワークに繋ぎ、センサーやボタンのアクションを他のTapo製品やスマートホーム製品に伝える司令塔のような役割を果たします。
例えば、スマートボタン&調光器「Tapo S200B」でボタンを押したりダイヤルを回せば、「Tapo L530E」などのスマートランプの点灯や調光を行うことが可能。また、Tapoアプリのショートカットやオートメーション機能を使えば、1アクションで複数のスマートホーム製品を操作できるなど、スマートホーム製品の操作をより簡単にかつスマートに行うことができます。
「Tapo H100」の特徴・スペック・同梱品
「Tapo H100」の魅力なところ・気になったこと
- 広範囲で使える:混雑の少ない低周波数帯域 *1 で連携デバイスとの安定した接続を維持
- 省電力プロトコル:接続デバイスを効率的に動作させて接続デバイスのバッテリーが最大10倍長持ち *2
- スマートアラーム:Tapoスマートセンサーと連携させれば、侵入者等に警告を出すことも可能
- スマートドアホン:19種類のサウンドに対応し、Tapoスマートボタンと連携させたスマートドアホンの構築が可能
- Tapoエコシステム:最大64台のデバイスを接続できるため、家全体で快適なスマートホームライフを実現 *3
- チャイムとして使うにはセンサーやボタンが必要
- マイクが搭載されていないため、スマートスピーカーとしては使えない
- 現時点ではIFFFTを使った操作が行えない
*1:混雑の少ない低周波数帯域とは、2.4GHzバンドWi-Fiと比較した場合を指す。カバレッジや距離に関連するデータはTP-Link調べによるもので、実際は使用する環境条件等によって異なります。
*2:Wi-Fiプロトコルを使用するバッテリー搭載デバイスと比較した場合の数値です。
*3:Tapoハブ1台につき最大64台のデバイスを接続可能ですが、実際はデバイスのタイプによって異なる場合があります。
「Tapo H100」のスペック
プロトコル 868 / 922MHz (H100と各Tapoデバイス間の通信) ワイヤレス タイプ 2.4GHz Wi-Fi (H100とWiFiルーター間の通信)
DHCP・WPAまたはWPA2で保護され、DHCPで運用されたWi-Fiネットワークによるインターネット接続動作環境温度 0~40°C 寸法(高さ × 幅 × 奥行) 72 x 62.5 x 51 mm ボタン SYNC(同期)/Mute(消音)ボタン パワー要件 AC, 100~240V, 50/60Hz 製品構成 Tapo H100本体×1
かんたん設定ガイド保証期間 1年間
「Tapo H100」の同梱品
- Tapo H100本体
- 保証書(1年)
- かんたん設定ガイド
「Tapo H100」のかんたん設定ガイド。全て英語表記ですが、難しい操作は特に無いのとTapoアプリの方で簡単に設定が行えるため、読まなくても問題なく使えます。
こちらはTapoアプリのダウンロード方法についてのかんたん設定ガイドです。QRコード(パッケージ背面にもあります)を読み取りTapoアプリをダウンロードする時に使う以外使いません。
保証期間や修理に関するお問い合わせ窓口先が記載されています。尚、保証期間は購入日より1年間有効となっています。
「Tapo H100」の外観チェック
それでは「Tapo H100」の外観を見ていきましょう。
「Tapo H100」の正面にはチャイム音を鳴らすスピーカーとステータスLEDがあります。
- 青一色:電源起動 or Wi-Fiに接続中。
- オレンジ色に点滅:Wi-Fiに接続。
- 青でゆっくり点滅:Tapoアクセサリとのペアリング待ち中。
- オレンジと青で点滅:セットアップの準備完了。
- オレンジで点灯:オフライン。
チャイム音は19種類の中から選択可能。
左側は何もなく、右側には「SYNCボタン」があります。この「SYNCボタン」は、各種センサー・ボタンをTapoアプリを使わず「Tapo H100」にペアリングする時や、リセット操作を行う時に使います。
- 1回押す:ペアリングモードに入ります。呼び出し中は沈黙します。
- 5秒間長押し:Wi-Fi 設定のみをリセットし、他の設定はそのままにしておきます。
- 10秒間長押し:「Tapo H100」を工場出荷時のデフォルト設定に戻します。
上部には技適マークがシールで貼ってあります。(剥がさないこと)
「Tapo H100」は、コンセントから直接電源供給を行うタイプ。本体サイズはルーターなどに付属しているACアダプターくらいなので、壁コンセントに接続しても、隣り合うコンセントを塞ぎません。
Tapoアプリで簡単セットアップ
セットアップはTapoアプリの画面の指示に従えば簡単に行えます。
TP-Link Tapo
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パッケージやマニュアルにあるQRコードもしくは上記よりTapoアプリをダウンロード・インストールを行います。
Tapoアプリを利用するにはTP-Link IDの登録が必要です。TP-Link ID登録後、登録したメールアドレスとパスワードを入力することでTapoアプリを使用することができます。
何をどう操作すればいいのかイメージ付きで教えてくれますので、画面の指示に従いどんどんセットアップを進めていきます。
Tapoアプリで「スマートハブ」をタップすると、「Tapo H100」の設定画面が表示されます。できることとすればベル音を鳴らすかセンサーやボタンとペアリングを行う、ファームウェアアップデートや設置場所、名前を変えることくらい。センサーやボタンをペアリングすることで、操作のバリエーションが増える仕組みとなっています。
各種センサーとペアリングする方法
「Tapo H100」と各種センサー・ボタンをペアリングさせる方法は2種類。
Tapoアプリで行う
スマートハブ画面の「ペアリングしたデバイス」をタップし、「デバイスを追加」をタップします。それから、ハブに追加したいセンサーまたはボタン名をタップ。画面の指示に従いペアリング設定を行います。
SYNCボタンで行う
「Tapo H100」とペアリングしたいセンサーまたはボタンをペアリング状態にし、「Tapo H100」の「SYNC」ボタンを1回押すとペアリングすることができます。Tapoアプリで行うより瞬時にペアリングが行えるため、手間がかからずオススメです。
正しくペアリングできた場合は、Tapoアプリにセンサーまたはボタンが追加されます。
スマートハブに対応したスマートセンサー
それでは、「Tapo H100」と組み合わせて使えるスマートセンサーをご紹介します。
スマートモーションセンサー「Tapo T100」
「Tapo T100」は、人の動きや物体の動きを検知するスマートモーションセンサー。動きを検知したら、スマートハブのスピーカーから音を鳴らしたり、スマートランプを点灯させたりすることができます。
センサーの検知範囲は120°。角度調節や3段階の検知感度を設定することで、必要な範囲のみをカバーし不要な検知・通知を減らすことができます。
※本製品の使用にはTapoスマートハブ(別売り)の利用が必須です。
「Tapo T100」の魅力なところ・気になったこと
- 広範囲の動作をキャッチ:120°の範囲、最大7メートルの距離までセンサーが検知
- センサーライト化:センサーの動体検知やスケジュールを利用して、別売りのTapoスマートLEDランプ等のオン/オフが可能
- 省エネ:動体検知を引き金に自動的にTapoスマートデバイスをオンにすることで、必要なタイミングのみ起動が可能
- 電池駆動:ボタン電池で駆動するので電源を確保する必要はなく、1年以上動作可能
- 手軽に設置:センサーの設置は、台座に組み込まれた磁石や付属の3Mシールなど設置場所に合わせて選択可能
- 超小型:指で摘めるくらい小型なので設置場所に困らない
- Alexaとの連携が可能:他社のスマートホーム製品と組み合わせて使うことができる(例:SwitchBotスマートリモコン経由で部屋の電気やエアコン操作が可能)
- 特になし
「Tapo T100」のスペック
動作環境温度 0~40°C 寸法(高さ × 幅 × 奥行) 42.3 x 42.3 x 34 mm パワー要件 CR2450電池 ハブ 必須 製品構成 Tapo T100
かんたん設定ガイド
CR2450ボタン電池 x 1
3MシールLED インジケータ あり ワイヤレス 868 MHz / 922 MHz (T100とハブ間の通信用) Detection Angle 120° Detection Distance 最大7m 保証期間 1年間
「Tapo T100」の同梱品
- Tapo T100本体
- 保証書(1年)
- かんたん設定ガイド
- 3Mシール
- オープナー(黒いヘラ)
「Tapo T100」のかんたん設定ガイド。全て英語表記ですが、イメージ付きなので、何となく書かれていることは伝わってきます。(マニュアルはTapoアプリでも確認することができます。)
もう一つのかんたん設定ガイドには、Tapoアプリのインストールについてや製品の注意事項が記載されています。
保証期間や修理に関するお問い合わせ窓口が記載されています。保証期間は購入日より1年間有効です。
両面テープは、壁に固定して貼り付けたい時に使用します。
この黒いヘラは、「Tapo T100」の背面カバーを取り外す際に使います。(失くした場合、爪や細く切ったカードなどでも代用可能)
「Tapo T100」の外観チェック
「Tapo T100」は、指で摘めるくらい小さくて軽量。
奥行きも3cmほどと薄いです。
非常にコンパクトなので、ちょっとしたスペースに置くことが可能。背面のスタンドには磁石が内蔵されているため、金属製の壁や棚であれば粘着テープを使わなくても貼り付けることができます。
正面にはモーションセンサーにLEDを搭載。
左右・上部は何もなく、背面に脱着可能なカバーとスタンドが付いており、スタンドは角度調整が可能。自分の好きな角度で使うことができます。
下部にはバッテリー絶縁タブが付いているので、使用する際は絶縁タブを引っ張って電源を入れます。電源投入後、Tapoアプリまたは、スマートハブのSYNCボタンでペアリング操作を行うことで使用することができます。
「Tapo T100」を使ってみる
スマートハブとのペアリングが完了すると、早速Tapoアプリの方にイベントログが記録されました。
スマートアクション機能を使えば、例えばベッドから起きる際に登録しているスマートランプをオンにしたり、外出時にモーションを検知したらアラートを鳴らすといった操作の設定が簡単に行なえます。更にTapoアプリのショートカットやオートメーション機能を使えば、スマートアクションには無いスマートデバイスの操作も行えます。
https://monosuki-tech.hateblo.jp/entry/tp-link-tapo-l530e/monosuki-tech.hateblo.jp
「Tapo T100」はAmazon Alexaにも対応しているので、Alexaの「定型アクション」を使って他のスマートホーム製品を操作することも可能。動画のように、AlexaとSwitchBotスマートリモコンの組み合わせで、モーションを検知したら部屋の照明とエアコンを消すこともできます。(逆につける時は手動で行ってます。)
デバイスの設定にてモーションを検知した際にスマートフォンへ通知を行ったり、動作感度や検知間隔を設定することができます。
スマート接触センサー「Tapo T110」
「Tapo T110」は、玄関ドアや窓の開閉を検知するスマート接触センサー。Tapoアプリから一目で開閉状況を確認したり、スマートランプやスマートプラグのオンオフ操作を行うことができます。
また、重要な物が入っている引き出しに取り付ければ、外出時に開けられたら通知を受け取ったり、ペットの出入り口に取り付ければ、ペットの散歩や帰宅状況を瞬時にスマートフォンで確認することができるなど、幅広いシーンで活躍します。
※本製品の使用にはTapoスマートハブ(別売り)の利用が必須です。
「Tapo T110」の魅力なところ・気になったこと
- 窓/ドアのセーフガード: 窓・ドア・キャビネット・冷蔵庫に取り付けることで、開閉をリアルタイムでいつでもどこでもモニタリングが可能。開けっ放しの状態も教えてくれる
- アプリでお知らせ:取り付けた箇所で動きがあればアプリが通知・確認ができる
- スマートアクション:他のスマートデバイスと連携させて、扉を開けたら玄関のライトが点灯するような自動化機能もできる
- 設置もかんたん: 付属の3Mシールを使って手軽に取り付けることが可能
- 優れた互換性:Tapoエコシステムの一部として様々なデバイスと連携して使用可能
- Alexaとの連携が可能:他社のスマートホーム製品と組み合わせて使うことができる(例:SwitchBotスマートリモコン経由で部屋の電気やエアコン操作が可能)
- 「Tapo T110」を無理やり剥がされた時の対策がない
- 窓際に装着した際に電池交換しにくい
「Tapo T110」のスペック
動作環境温度 0~40℃ 寸法(高さ × 幅 × 奥行) 61.4 × 37.5 × 12.3 mm パワー要件 CR2032電池 ハブ 必須 動作環境温度 0~40℃ 製品構成 Tapo T110本体
かんたん設定ガイド
CR2032電池 x 1
3MシールLEDインジケーター 対応 ワイヤレス 868 / 922MHz 保証期間 1年間
「Tapo T110」の同梱品
- Tapo T110本体
- 保証書(1年)
- かんたん設定ガイド
- 3Mシール
かんたん設定ガイドには「Tapo T110」の電池交換方法や設置方法などについて記載されています。(マニュアルはTapoアプリでも確認することができます。)
保証期間は購入より1年間有効です。
3Mシールは「Tapo T110」をドアや窓などに取り付けるために使います。
「Tapo T110」の外観チェック
「Tapo T110」の正面には、ロゴマークの横にLED。ペアリング時や開閉した時に点灯や点滅します。
裏面はこんな感じ。既に電池が搭載しているので、使用する時は、青い絶縁タブを引っ張って外します。
「Tapo T110」を使ってみる
「Tapo T110」を取り付ける前に正しくセンサーが反応するか動作確認を行います。片方のセンサーはどの角度からでも反応するようになっているので、設置場所に合わせて自由に取り付けることができます。
部屋の窓やドアに取り付けてみるとこんな感じ、引き戸・開き戸どちらでも使うことができます。また、センサーとの間に隙間が空いていても15mmくらいの隙間なら動作するようになっています。
開閉時のログはTapoアプリの方で確認することが可能。1分以上開いたままの状態や実行したオートメーションをイベントログとして確認することができます。
スマートアクションでは「就寝時のスマートアラームを作成」「帰宅をライトでお出迎え」「ドア/窓が閉まっているか確認」を設定することができます。また、Tapoアプリのオートメーション機能を使えば、スマートアクションにはないスマートデバイスとの組み合わせも可能です。
付属の3Mシールが5mmほど分厚いため触ると曲がりますが、使う分には特に気になりませんでした。
尚、「Tapo T110」には、+Style 接触センサーのように取り外し時いたずら防止機能が搭載されていないため、防犯対策用途として使用する場合はやや不安があります。
実際に「Tapo T110」を取り外してみたところ、Tapoアプリには外した時の記録がされていませんでした。また、付属の 3Mシールも簡単に剥がすことができたため、あくまでも開閉時のスマートデバイスの起動スイッチとして使用するのが良さそうです。
スマート温湿度計「Tapo T310」
「Tapo T310」は、小型のスマート温湿度センサー。付属のストラップや3Mシール、3Mシール付きマグネットで、壁や家具などに取り付けたり吊るしたりして、簡単にお部屋の温度・湿度を最大2年分記録することができます。記録した温度・湿度はTapoアプリで確認が可能。ただ、温度・湿度を記録するだけでなく、設定した範囲を超えると通知を受け取ったり、他のスマートデバイスの操作も行えます。
※本製品の使用にはTapoスマートハブ(別売り)の利用が必須です。
「Tapo T310」の魅力なところ・気になったこと
- 高速&正確にモニタリング:高精度なスイス製センサーが温度と湿度を検出し、2秒毎にデータを取得・更新(精度:±0.3℃/±3%RH)
- お家を自動化:周囲の環境が設定値の範囲外になったときに、連携したデバイスを自動でオン/オフするように設定が可能。
- データチェック:温度と湿度のデータを記録し、季節ごとの状況を確認することができる
- アラート機能:計測値が設定の範囲外になった際にアプリから通知を受け取ることも可能
- 柔軟に取り付け可能:デスクや棚の上に置くだけでなく、吊り下げたりマグネットや3Mシールで貼り付けたりできるので、場所を選ばず設置することができる
- Alexaとの組み合わせは限定的(温度が確認できるくらい)
「Tapo T310」のスペック
動作環境温度 -20~60℃ 動作環境湿度 0%~99%RH 寸法(高さ × 幅 × 奥行) 46×46×12.3 mm パワー要件 CR2450電池 ハブ 必須 製品構成 Tapo T310本体
CR2450電池
ストラップ
かんたん設定ガイド
3Mシール
シール付きマグネット
ボタン押下用ピンワイヤレス 868 / 922MHz 温度精度 ±0.3℃ 湿度精度 ±3%RH データ更新 2秒
保証期間 1年間
「Tapo T310」の同梱品
- Tapo T310本体
- 保証書(1年)
- かんたん設定ガイド
- ストラップ
- 3Mシール
- シール付きマグネット
- ボタン押下用ピン
「Tapo T310」のかんたん設定ガイド。全て英語表記ですが、電池交換方法や設置方法についてイメージ付きでわかりやすく記載されています。(マニュアルはTapoアプリでも確認することができます。)
保証期間は購入日より1年間有効です。
「Tapo T310」に取り付ける専用ストラップ。
3Mテープ。
シール付きマグネット。
ボタン押下用ピン。紛失したらスマートフォンに付属しているSIMピンでも代用できそうです。
「Tapo T310」の外観チェック
正面にはTapoのロゴの下にLED。ペアリングモード中は緑に点滅します。
上部には温湿度センサー、下部には背面カバーを空けるための穴があります。
付属のボタン押下用ピンでこのように背面カバーを開けることができます。
両サイドには何もありませんが、左上にストラップを通す穴があります。
ストラップを点けてみるとこんな感じ。なんだか、持ち歩きたくなるくらい愛着が湧きます。
背面はこんな感じ。絶縁タブが付いているので、使用する時は予め外しておきます。
「Tapo T310」を使ってみる
「Tapo T315」のような画面は搭載していないため、見えるところに置いてもあまり意味がないかなと思い収納ボックスに入れて使ってみることに。防湿庫とかに入れても便利です。
Tapoアプリではリアルタイム(約2秒間隔)で温度と湿度を確認することができ、15分毎に履歴としてグラフに記録されていきます。
また、記録された温度と湿度は、TP-Link IDに登録されたメール宛にCSVデータとしてエクスポートすることも可能。エクセルなどで管理や分析ができ、部屋の温度や湿度がどのように変化しているかを把握することができます。
設定画面では、温度単位や温度・湿度の快適ゾーン設定を行うことができます。
スマートアクションを使えば「暑すぎるときは扇風機をオンにする」や「乾燥しすぎのときは加湿器をオンにする」などアクションを行うことも可能。
扇風機や加湿器(コンセントを挿すだけで電源が入るタイプ)の操作を行うには、別途スマートプラグ(Tapo P105)が必要です。
Amazon Alexaを使えば、SwitchBotのスマートリモコン経由でエアコンの操作もできるかと期待していましたが、現時点では温度が確認できるくらいで、定型アクションによる他のスマートデバイスの操作は行えませんでした。
Tapoの方でスマートリモコンが登場したら一気に我が家のスマートホーム化が加速しそうなんですが・・・
TP-Linkさん、お願いします笑
スマートデジタル温湿度計「Tapo T315」
「Tapo T315」は、2.7インチのE-inkディスプレイが搭載したスマート温湿度センサー。スマートハブに接続しなくても単体で温度・湿度が確認でき、スマートハブに接続すれば、「Tapo T310」同様、温度・湿度によって通知したりスマートプラグのオンオフ操作を行うことができます。
「Tapo T315」の魅力なところ・気になったこと
- 正確にモニタリング:リアルタイムの温度と湿度を高精度で検出します(精度:±0.3℃/±3%RH)
- 2.7インチE-inkディスプレイ:温度と湿度だけでなく、電池や信号の状態を表示したり快適度をアイコンの表情で教えてくれたりします。
- お家を自動化:Tapo T315をトリガーに、加湿器やファン等の電化製品を自動でオン/オフできるようにしておけば、お部屋を快適に保ちつつ節電にも繋げられます。
- アラート機能:計測値が設定の範囲外になった際にアプリから通知を受け取ることも可能です。
- データチェック:温度&湿度データの記録が保存されるので、季節ごとの状況を確認することができます。
- どこでも手軽に:デスクや棚の上に置いたり、付属のシールで壁に貼り付けたり等、場所を選ばず柔軟に配置することができます。
- ハブと連携:リモートモニタリング・オートメーション機能・データ保存等のスマート機能を利用するにはTapoスマートハブとの連携が必須です。
- Alexaとの組み合わせは限定的(温度が確認できるくらい)
「Tapo T315」のスペック
動作環境温度 -20~60ºC / -4~140ºF
(ディスプレイ表示範囲:0~50ºC / 32~122ºF)動作環境湿度 0%~99%RH 寸法(高さ × 幅 × 奥行) 62 × 62 × 24.5 mm ディスプレイ 2.7" E-ink パワー要件 3.0V DC(単四電池/LR03×2) ハブ 要 製品構成 Tapo T315本体
単四(LR03)電池 × 2
3Mシール× 1
かんたん設定ガイドワイヤレス 868 / 922MHz 温度精度 ±0.3°C /±0.54°F 湿度精度 ±3%RH データ更新 2秒 保証期間 1年間
「Tapo T315」の同梱品
- Tapo T315本体
- 保証書(1年)
- かんたん設定ガイド
- 3Mシール
- 単四(LR03)電池 × 2
「Tapo T315」のかんたん設定ガイド。
保証期間は購入日より1年間有効です。
単4アルカリ電池が2本付属。
3Mテープ。
「Tapo T315」の外観チェック
正面は2.7インチのE-inkディスプレイがあり、部屋の温度・湿度、快適度、バッテリー残量やスマートハブとのペアリング状況を確認することができます。
ディスプレイはE-inkが採用されているので、どの角度からでもはっきりと見えるほど視認性は高いです。
E-Ink(イーインク)とは、電子ペーパーの一種で、液晶ディスプレイと異なりバックライトを必要としないため、消費電力が低く目に優しいのが特徴です。また、反射型ディスプレイのため、屋外でも見やすくなっています。電子書籍端末や電子ノート、デジタルサイネージなど、さまざまな用途に用いられています。
背面は技適マークやシリアルナンバーのシールが貼られていました。
背面カバーに磁石が内蔵しているため、金属製の家具や冷蔵庫などにくっつけることもできます。
側面は右側にボタンが一つあるだけ。
- 1プッシュ:温度単位°C/°Fを切り替える。
- 2プッシュ:温度と湿度の表示位置を切り替える。
- 5秒間長押し:モニターをリセットしてペアリングモードになる。
上部には温度・湿度を測定するためのセンサー、下部には縦置き用の脚があります(滑り止めは付いていません)。
「Tapo T315」を使ってみる
他の製品には最初から電池が搭載されていましたが、「Tapo T315」は電池は付属されているものの装着されていないため、自分で取り付ける必要があります。
といっても難しくはなく、背面カバーの溝に爪を引っ掛けて上向きに引き上げて外し、電池を入れ、背面カバーを閉めるだけです。
画面には保護フィルムが貼ってあるので予め剥がしておきます。
スマートハブとのペアリングは、スマートハブのSYNCボタンを1回押し、「Tapo T315」のサイドボタンを5秒間長押しするだけ。画面リセット後、ペアリングアイコンが表示されたらペアリング完了です。
後は、机や壁などに設置するだけで、リアルタイムでお部屋の温度・湿度を表示とTapoアプリの方に自動的に記録してくれます。
Tapoアプリの画面は「Tapo T310」と全く同じ。
設定画面で、温度単位や温度・湿度の快適ゾーン設定を行うことができます。
スマートアクションを使えばスマートプラグ経由で扇風機や加湿器の電源を入れることができます。
扇風機や加湿器(コンセントを挿すだけで電源が入るタイプ)の操作を行うには、別途スマートプラグ(Tapo P105)が必要です。
スマートハブに対応したスマートボタン&調光器
「Tapo H100」と組み合わせて使えるスマートボタンをご紹介します。
スマートボタン&調光器「Tapo S200B」
「Tapo S200B」は、1回タップ・2回タップ・回転することで作動するアクションをそれぞれ設定することができるスマートボタン。例えば、1回タップでスマートランプをつけたり、2回タップで色を変えたり、回転で明るさを調整したりといったアクションを割り当てることができます。更にAmazon Alexaの定型アクションを使えば、Alexaに登録しているスマートホーム製品の操作も行うことができます。
※本製品の使用にはTapoスマートハブ(別売り)の利用が必須です。
「Tapo S200B」の魅力なところ・気になったこと
- スマートアクション:ライトやプラグ等、複数のTapoデバイスをボタン1つでコントロールできるようになります。
- アクションのトリガーに:ボタンを1回タップ・2回タップ・回転することで作動するアクションをそれぞれ設定することができます。
- ワンタップアラーム:何か起きた時も、ボタン1つで家族に助けを求めることができます。
- Alexaとの連携が可能:他社のスマートホーム製品と組み合わせて使うことができる(例:SwitchBotスマートリモコン経由で部屋の電気やエアコン操作が可能)
- 特になし
「Tapo S200B」のスペック
標準及びプロトコル 868Mhz / 922MHz システム要件 iOS 10+, Android 5.0+ 動作環境温度 0~40℃ 寸法(高さ × 幅 × 奥行) Φ43.5 × 16.9 mm パワー要件 CR2032電池 ハブ 必須 製品構成 · Tapo S200B本体
· CR2032電池
· 取り付け用テンプレート
· 滑り止めテープ
· 両面テープ
· かんたん設定ガイド保証期間 1年間
「Tapo S200B」の同梱品
- Tapo S200B本体
- 保証書(1年)
- 取り付け用テンプレート
- 滑り止めテープ
- 両面テープ
- かんたん設定ガイド
「Tapo S200B」のかんたん設定ガイド。取り付け方や操作方法、電池交換方法が英語で記載されています。
保証期間は購入日より1年間有効です。
取り付け用ビスとネジ類。
金属ブラケット。
両面テープ。ブラケットを穴あけができない壁とかに装着する際に使います。
滑り止めテープ、「Tapo S200B」の背面に取り付けることで、回転操作時に空回りしにくくなります。
「Tapo S200B」の外観チェック
シンプルでどんなインテリアにも合わせやすいホワイトカラーデザイン。
手のひらにすっぽりと収まるサイズで軽量なので、好きな所に設置したり持ち運ぶことができます。
背面はペアリング時に点灯するLEDを搭載。背面カバーは回転させると外れるようになっており、電池交換することができます。使用する時は青の絶縁タブを引っ張って外します。
背面に磁石が搭載しているので、金属部に簡単に取り付けることが可能。磁力が強いので結構しっかりとくっつきます。
「Tapo S200B」を使ってみる
スマートハブとのペアリングが完了するとTapoアプリの方で操作を行った時刻やイベント名がリスト表示されます。
尚、ダブルタップ操作はデフォルトではオフになっているため、設定画面にてオンにすることができます。
スマートアクションでは、「スマートデバイスのオン/オフ切り替え」「ランプの明るさを調整」「色温度を調整」など設定することができます。
Tapoのスマートランプやスマートプラグの他に、Amazon Alexaとの連携により、部屋の照明やエアコンなどもSwitchBotなどスマートリモコン経由で同時に実行することもできます。
スマートボタン&調光器+プレート「Tapo S200D」
「Tapo S200D」は、壁付け用のウォールプレートが同梱されたスマートボタン。
※本製品の使用にはTapoスマートハブ(別売り)の利用が必須です。
「Tapo S200D」の魅力なところ・気になったこと
- スマートアクション:ライトやプラグ等、複数のTapoデバイスをスマート調光器1つでコントロールできるようになります。
- アプリを開かず操作:事前に設定したスマートデバイスを、アプリを開かず1アクションで操作可能です。
- 家じゅうでコントロール: 複数のスマートボタンを配置しておけば、お家の様々な場所からデバイスを手軽に制御することができます。
- アクションのトリガーに:ボタンを1回タップ・2回タップ・回転することで作動するアクションをそれぞれ設定することができます。
- 設置場所探しもかんたん:両面テープや磁石等、様々な設置方法に対応しているので、お好みの場所に設置可能です。
- 長持ち電池:1年以上使用可能な電池を搭載しているので、交換の手間も少なくて済みます。
- Alexaとの連携が可能:他社のスマートホーム製品と組み合わせて使うことができる(例:SwitchBotスマートリモコン経由で部屋の電気やエアコン操作が可能)
- 特になし
「Tapo S200D」のスペック
標準及びプロトコル 868Mhz / 922MHz システム要件 iOS 10+, Android 5.0+ 動作環境温度 0~40°C 寸法(高さ × 幅 × 奥行) 128.8 × 84.8 × 23.7mm パワー要件 CR2032電池 ハブ 必須(ただし、Tapoスマートハブは別売り) 製品構成 Tapo S200D本体 × 1
ウォールプレート × 1
CR2032電池 × 1
滑り止めテープ × 1
両面テープ × 1
かんたん設定ガイド保証期間 1年間
「Tapo S200D」の同梱品
- Tapo S200D本体
- 保証書(1年)
- ウォールプレート
- 滑り止めテープ
- 両面テープ
- かんたん設定ガイド
- ステッカー
「Tapo S200D」のかんたん設定ガイド。操作方法や設置方法などが英語で記載されています(使い方はTapoアプリにもあります)。
保証期間は購入日より1年間有効です。
滑り止めテープ、両面テープ、ネジ、黒いヘラ(スマートボタンの背面カバーを外す時に使う)。
ウォールプレートに貼れるステッカーも同梱されていました。
「Tapo S200D」の外観チェック
「Tapo S200D」のスマートボタンは「Tapo S200B」と同じデザイン。
背面も全く同じなのですが、印字されているモデル番号が異なっていました。
ウォールプレートは中央にTapoのロゴがあるだけのすっきりとしたデザイン。
金属が内蔵されているので、スマートボタンを装着することができます。
ウォールプレートを壁に固定する場合は、マイナスドライバーなどを用いて背面パネルを外し、背面パネルを壁にネジ止めしウォールプレートをはめ込みます。
賃貸住宅など壁に穴を開けることができない場合は、付属の3Mシールで取り付けることもできます。
「Tapo S200D」を使ってみる
「Tapo S200D」は、「Tapo S200B」とスマートボタンのデザインやできることは同じですが、ウォールプレートが付属していることによって磁石でくっつけることができない場所でも設置することができます。
まとめ
今回は「Tapo」のスマートセンサー・ボタン・ハブをレビューしました。
スマートセンサーは、ドアや窓の開閉を検知したり、温度や湿度を測定したりすることができます。スマートボタンは、スマートランプのオンオフや調光するのに便利。また、スマートハブは、スマートセンサーとスマートボタンをTapoアプリやTapo製品、他のスマートホーム製品の司令塔の役割を果たすので欠かせない存在です。
どれも手頃な価格ですし、セットではなく1個ずつ買えるので、自分の用途に合った製品だけを購入することができるのは良いですね。
エアコンやテレビを赤外線で操作できるスマートリモコンがあればより便利になるかと思いましたが、無くても「スマートデバイスを使うのが初めてな方」でも始めやすく、「既にTapoデバイスを持っていて、よりスマートに操作したい方」には更にTapoデバイスを便利にしてくれること間違いなしです。