こんにちはこんばんは、YouTubeチャンネル「夢野千春」で動画を投稿している夢野千春です。
2023年4月19日にリリースされた「Google Play Games(ベータ)」。スマホゲームをパソコンでも遊べるサービスなんですが、最近流行りのクラウドゲームではなく、パソコンスペックを要求するインストールタイプ。
現時点ではベータでの提供のため、「Google Play Games」に対応したアプリはごくわずか(それでも100 本以上はある)ですが、動く有名タイトルもいくつかあるので試しにプレイしてみました。
Google Play Games
「Google Play Games(ベータ)」とは、パソコンでモバイルゲームを遊べるGoogle Playのサービスの一つ。Googleアカウントにログインするだけでプレイデータをデバイス間で完全同期され、スマホ ⇄ PC の切り替えがシームレスに行なえます。パソコンで遊んだ場合でもGoogle Play ポイントを貯めることができ、スマホ・PCどちらでも一つのGoogleアカウントに貯めることができるとのことです。
PC 要件
最小要件 推奨要件(ゲームプレイのパフォーマンス向上) OS Windows10(v2004) Windows10(v2004) ストレージ 10GBの空き容量があるSSD 10GBの空き容量があるSSD グラフィックス Intel UHDグラフィックス630GPUまたは同等品 ゲーミング クラスの GPU(NVIDIA GeForce MX450 など) プロセッサ 4コア(物理コア)の CPU
※一部のゲームにはIntel CPUが必要8 個の論理コア メモリ 8GBのRAM 8GBのRAM その他要件 Windowsの管理者アカウント
ハードウェア仮想化の有効化Windowsの管理者アカウント
ハードウェア仮想化の有効化
「Google Play Games」のPC要件を見る限り、そこまでハイエンドマシンは求めてないけど、マイクラとかが余裕で動くくらいのマシン性能は欲しいところ。ストレージはSSDが推奨されており、保存先はベータ版では変更できませんでした。
ちなみに最小要件を満たしていないパソコンにインストールしようとするとこのようなダイアログが表示されます。「はい」をクリックすればそのままインストールを行うことができます。
セットアップの流れ
「Google Play Games」のサイトのダウンロードボタンを左クリックすると、「Install-GooglePlayGames-Beta.exe」がダウンロードされますので、ダブルクリックで開きます。
ユーザーアカウント制御画面が表示されたら「はい」を左クリックします。
インストールが開始されるので次の画面に切り替わるまでしばらく待ちます。
「Google Play Games(ベータ)へようこそ」という画面が表示されたら、「Googleでログイン」を左クリックします。
「Googleでログイン」を左クリックするとブラウザが起動しログインを求められるので、画面の指示に従いログイン作業を行います。
「ログインしています。このウィンドウを閉じてもかまいません。」という画面が表示されたら、ブラウザのGoogleの画面を閉じて「Google Play Games」へ戻ります。
画面上に表示しているGoogleアカウントの情報に間違いがなければ「OK」を左クリックします。
「同意する」を左クリックします。
「利便性の向上に協力する」にチェックを入れるとゲームプラットフォームの診断データやアプリの使用状況データをGoogleに自動共有されます。個人情報などは含まれないため有効無効どちらでも構いません。最後に「完了」を左クリックします。
インストールとセットアップ作業が終わるとこのような画面が表示されます。画面左下の「ゲームをインストールするには、ほかの設定を有効にしてください」の「次へ」を左クリックします。
「仮想化の設定を有効にする」という画面が表示されたら「次へ」をクリックします。
「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたら「はい」を左クリックします。この後、インストールが進行する画面は表示されないのですが、次にダイアログが表示されるまでパソコンの電源は切らず待機してください。
「Windows ハイパーバイザー プラットフォームを有効にするには、パソコンを再起動する必要があります。」というダイアログが表示されたら「はい」を左クリックします。パソコンが自動再起動します。
ウィンドウモードで遊ぶ場合
ゲームプレイ中に「F11キー」を押すとウィンドウモード↔全画面モードを切り替えることが可能。また、SHIFT+TABキーを押すことでゲームオプションを呼び出すことができ、画面モード切替やゲームの終了などが行なえます。
ちなみに別のゲームをプレイしようとすると上記ダイアログが表示され、同時に複数のゲームをプレイすることは不可能でした。
隠しコマンド:アプリのバージョンを7回クリックすると・・・?
「Google Play Games」のアカウント画面にある「設定」を左クリックし、「概要」の「アプリのバージョン」を7回タップするとAndroidの設定画面を呼び出すことが可能。
実際にゲームプレイしてみた
いくつかゲームプレイしてみて思ったことを下記にまとめました。
転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚
スマートフォンやタブレットの画面だと小さすぎてあまりゲームグラフィックの細やかさが伝わって来ないのですが、パソコン+PCモニターでプレイすると「これはもはやパソコンゲーでは?」と思うくらい高画質で迫力あるゲーム体験ができ、よりゲームを楽しむことができます。ストーリーシーン、バトルシーン共に僕の自作パソコン環境では動作スムーズでした。
なお、最低要件を満たしていなくても「Google Play Games」を実行させることは可能ですが、ゲームによってはプレイが困難な場合も。LIFEBOOK U937/Rで転スラをプレイしようとするとストーリー画面で固まり強制終了しました。
AndroidなどのGoogleデバイス↔Windowsであれば端末引き継ぎを行う操作は不要。プレイ端末変更画面で「YES」をタップするだけで切り替えることができます。
ドラゴンボール レジェンズ
「ドラゴンボール レジェンズ」の場合、チュートリアルまでしかプレイしていませんが、LIFEBOOK U937/Rでもそれなりにスムーズにプレイすることができたことから、最低要件に満たしてないからゲームできないというわけではなさそうです。
ウマ娘 プリティーダービー
初プレイしようとしたら「ゲーム起動中 0.0%」で進行しない症状が発生で検証できず。
▼起動しない原因
まとめ
まだまだゲームタイトル数が少なかったり、ゲームコントローラーに対応していない、ゲームによってはキーボードとマウスではプレイしづらいといった課題点はあるものの、パソコンで作業している時の合間にちょっとスマホゲームをという時や、スマホゲームを満足にプレイできるスマホを持っていない時に「Google Play Games」が重宝すること間違いなし。
パソコンならバッテリーを気にしなくても良いし、ゲーム実況中に突然の電話や通知にビクつかなくても済むので配信者にも歓迎されるサービスだと言えこれからのアップデートに期待が高まります。