
M3かM4かわからないが、Mチップ搭載のiPad Miniが出たら買おうと目論んでいる中、事前にiPad Miniのサイズ感に慣れておこうと比較的安価なAndroidタブレット「Headwolf FPad6」を購入。
既に動画やブログで他の人がレビューしているのでこの記事では詳細レビューはしないが、Amazon低評価レビューで気になる点がどうだったのかチェックしたのでここに書き残しておく。
Headwolf FPad6 スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| カラー | グレー |
| OS | Android 14 |
| SoC | MTK Helio G99 8コア(ARM-A76 × 2@2.2GHz ARM-A55 × 6@2.0GHz) |
| RAM | 8GB(拡張+8GB) LPDDR4X |
| ストレージ | 128 GB |
| ディスプレイ | 8.4インチ(2560*1600)5点タッチ、明るさ:400Nits、PPI:359 |
| カメラ | アウトカメラ:1300MP、インカメラ:500MP |
| モバイルネットワーク | ネットワークタイプ:ダブル4g simカード、GSM:バンド: 2/3/5/8、WCDMA:バンド: 1/2/5/8、FDD:バンド: 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28AB、TDD:バンド: 41 |
| ワイヤレス接続 | Wi-Fi:2.4GHz/5GHz、Bluetooth:Ver 5.2 |
| センサー | 6軸ジャイロスコープ、重力センサー、地磁気センサー、振動フィードバックあり |
| GPS | 四位一体:GPS,BDS,GALILEO,GLONASS |
| オーディオ | ダブルBOX、smart PAアンプ、3.5mmヘッドフォンコネクタ対応 |
| サイズと重量 | 高さ:203mm、幅:125mm、厚み:8.5mm、重量:380g |
| 同梱物 | 本体 * 1、データケーブル * 1、充電器 * 1、説明書 * 1、SIMピン * 1 |
本体チェック













保護フィルムは既に貼り付けてある(光沢)。
Headwolf FPad6の低評価レビューチェック
「画面がペコペコ沈みゴーストタッチが起こる」
症状:確認できず

安価なタブレットだと画面を押すとペコペコ音が鳴り沈んだり、押しても無いところが勝手にタップされるゴーストタッチが起きたりしやすいのだが、僕の元にやってきたFPad 6ではそれらの症状は確認できていない。
「ゴーストタッチやタッチできない箇所がある」点に関しては、使用してしばらくしてから起こるといったレビューが多いため、ソ◯ータイマーみたいに後から出てくるものかもしれない。
液晶画面の左半分が真っ黒
症状:確認できず
購入してから2ヶ月ほどで症状が発生したとレビューを見かけたので長時間使わないと現れないのかもしれない。
タッチ感度が悪く操作性が悪くストレス
症状:確認できず

予め1万円台で買えるタブレット(TECLAST TLA007)を触ってからの評価となるが、そのタブレットと比べるとまだマシ。TLA007はタップしても反応しないことが多い(特に画面の周囲付近)が、FPad6にはそういうことは感じられない。ただ、タッチ追従が悪く、WEBサイトをスクロールするときに指の動きに画面がややついてこれてない感じがするので、音ゲーやツムツムのようなタッチ感度命のようなゲームには向いてないのかもしれない。
RAM16GBではない
中国メーカーはどうも数字を大きく見せたがる傾向があるのだが、商品ページをよくみると「16GB(8+8GB拡張)」と書かれており、実際のRAMは8GBである。

ではRAM16GBとはどういうことなのか?単純なことで、元々のRAMメモリにROMストレージから最大8GBを拝借してなんちゃってメモリ16GBを構築している。
自動で画面の明るさ調整ができない
FPad6には照度センサーが搭載されておらず、手動で画面の明るさを調整する必要がある。僕は画面の明るさが勝手に変わるのは気になるタイプなので、この辺は問題ないと思っている。(iPhoneは自然に明るさを調整してくれるので自動明るさ調整オンにしてる)
個人的評価
低評価レビューのチェックだけでなく、個人的に気になってたポイントも書き残しておく。
Widevine L1対応でプライムビデオとか高画質動画視聴可能

安価タブレットではAmazonプライムビデオやNetflixなど、一部の動画コンテンツサービスで高画質・高解像度再生ができないものが多いが、FPad6はWidevine L1に対応しており、制限なく高画質・高解像度で動画コンテンツを楽しむことができる。
YouTube動画は2K60fps対応

YouTubeでは最大2K60fpsの解像度で視聴可能。最大解像度で再生する場合、バックグラウンドで他のアプリが動いてなければカクつくことなく再生可能。(ただギリギリで再生してるので、ちょっとでも裏で処理が始まれば映像がカクつく)
8.4インチと小柄だが2K解像度で10インチHDタブレットより見やすい、発色も良い


8.4インチだと電子書籍の漫画や小説は問題なく読めると思うが、参考書だと字が小さすぎて読みにくいのでは?と思ったが、2K(2560*1600)解像度のお陰で10インチのHD解像度のタブレットよりも細かい字がはっきりと見え、2ページ表示(横向き)だとしんどいかもしれないが、1ページ表示(縦向き)なら問題なく読める。
発色に関しては、もっと青っぽくて目に刺さるような色合いかと思っていたが、そこまで青味は気にならず、夜間モードにすれば十分カバーできる色合いだし結構画質が良く、動画コンテンツも問題なく楽しめる。
横向きにするとスピーカーが片側になる

FPad6のスピーカーは底面にあるので、横向きで動画再生すると音が片方からしか聞こえなくなり、臨場感が減る。音質面や音量は悪くないのだがステレオ感が損なう点は惜しいところ。
動作はやや重くもっさり感が否めない
MTK Helio G99を搭載していることからもっとキビキビ動く印象だったが、動画を再生しながらネットサーフィンしようとするとスクロールがかなりガクガクし動作の不安定さを感じるので、マルチタスクを要求するような使い方はお勧めできない。
まとめ
低評価が気になって届くまで不安でいっぱいだったが、実際に使ってみた感じでは”今の所は”僕の使用範囲では問題なく動いている印象。思っていたよりも画面が綺麗で、本体も多分アルミボディで安っぽさは感じられない。
ただ、ディスプレイ周りに爆弾を抱えているようなので、長く使用できるかどうかはなんとも言えないといった状況だ。
